国民健康保険から社会保険への切り替え手続き【加入・脱退】
会社に就職した場合には国民健康保険から社会保険への切り替え手続きを
会社に就職が決まり、会社の保険が社会保険の場合には、必ず社会保険への加入が必要となります。これは労働者を雇用する会社の責任とも言えますし、会社で安心して働くために労働者にとっても重要なことだと言えます。そうなると今まで加入していた国民健康保険から社会保険への切り替え手続きが必要となります。
国保からの脱退をしっかり行わないと保険料の二重払いも起こりうる
この国民健康保険から社会保険への切り替え手続きを行わない場合には、社会保険に加入しているのに国民健康保険も脱退していないと言う二重の保険料の支払いが課せられてしまいます。二重払いは還付請求もできますが、還付には時効がありますし、そもそも国民健康保険から社会保険への切り替え手続きをしっかり行い、適切に脱退していればその手間も省けます。
社会保険に加入しても国民健康保険を自動で脱退するわけではない
社会保険に加入すれば、国民健康保険は自動的に社会保険へ切り替わるのだろうと思っている人が多いかもしれませんが、実際には自分自身で国民健康保険から社会保険への切り替え手続きを行わない限り、国民健康保険からの脱退は行なわれないことになります。社会保険への加入手続きについては、会社から指示される書類に記入すればOKですが、国民健康保険からの脱退は、自分から手続きを行う必要があります。
国民健康保険から社会保険への切り替え手続き(国保の脱退)に必要なもの
国民健康保険から社会保険への切り替え手続きとしては、国民健康保険からの脱退が必要になります。その際に必要なものは、以下のような書類です。
◆国民健康保険の保険証
◆新たに加入した社会保険の保険証や、社会保険への加入が分かる書類
◆本人確認書類
これらのものを持って、脱退する国民健康保険を運営している自治体の役所(住んでいる住所の市役所など)に行きましょう。そこで用意されている書類に必要事項を記入し、脱退手続きを行います。
市町村によっては電話連絡と郵送で脱退できることも
国民健康保険は、各市町村が運営しており、そのためその制度には自治体によって違いがあるケースがあります。国民健康保険から社会保険への切り替え手続きについてもそれは同様です。国民健康保険から社会保険への切り替え手続きとして、国民健康保険からの脱退が必要ですが、自治体によっては、脱退する旨を役所に電話連絡し、必要書類や保険証を郵送するだけで脱退手続きが完了する、というところもあるようです。国民健康保険から社会保険への切り替え手続きとして何をすればよいか、自治体の役所に事前に連絡してきいてみるのもよいでしょう。
退職した場合は国民健康保険への加入手続きを
国民健康保険から社会保険への切り替え手続きについてご紹介しましたが、退職して社会保険を脱退した場合には、国民健康保険への加入手続きが、同じように役所の窓口で必要になるので覚えておきましょう。またこのとき、社会保険からの脱退手続きは不要です。
社保加入の際は国民健康保険から社会保険への切り替え手続きとして国保脱退を!
国民健康保険から社会保険への切り替え手続きは、社会保険に加入したら必ず行う必要がある手続きとなります。忘れていれば国民健康保険の保険料を無駄に支払うことにもなりかねません。社会保険への加入は、会社からの指示に任せていれば大丈夫ですが、国民健康保険からの脱退は、自分でしっかり行いましょう。
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