履歴書の職歴で失敗しない書き方と例文【アルバイト・派遣社員経験】
履歴書の職歴のわかりやすい書き方
履歴書の職歴は書類選考で重要視されます。なぜなら採用側が最初に目を通す箇所が職歴だからです。そのため、履歴書の職歴の書き方ひとつで選考に大きく影響が出るといえるでしょう。転職を失敗しないためにも、履歴書の職歴の欄は何をどこまで記載するか把握しておきましょう。
会社・業種・期間・仕事内容を記載する
履歴書の職歴欄では、採用担当者が知りたい情報を記載しなければなりません。その知りたい情報とは「どういう業種の会社で、どんな仕事を、どれほどの期間」の4つです。この4つをわかりやすく簡潔に記載します。
余計な自己PRはしない
履歴書の職歴で、売り上げ実績などのアピールをしすぎではいけません。あくまで必要最低限の情報を記載してください。自己PRは履歴書の自己PRの欄や職務経歴書で述べる箇所があります。履歴書の職歴で余分な自己PRはしないようにしましょう。
履歴書の職歴の例文
履歴書の職歴をわかりやすくする書き方を意識してください。書き方以外にも文字の大きさや余白のバランスも重要となります。アルバイト・パート経験や派遣社員として働いてきた場合の職歴の例文をみていきます。
職歴の書き方の例文①:アルバイト・パートの経験
平成● 4月 ●●製菓にアルバイトとして勤務
(菓子の製造・販売:従業員8名)
・週5日勤務。店頭販売・接客・電話対応ほか
在庫管理を担当
平成● 6月 一身上の都合により退職
以上
作成時の注意点
- パート・アルバイトか明確にする
- 勤務時間や週の出勤日数を明記する
職歴の書き方の例文②:派遣社員の経験
平成● 4月 派遣会社:●●スタッフ株式会社に派遣登録
以下1社で派遣社員として勤務
平成● 4月 株式会社●●
(求人広告の発行・制作:管理部)
経理、財務、雑務、備品発注、電話応対など
平成● 10月 正社員として登用
勤務態度と業務改善案力を評価され正社員登用。引き続き、管理部に配属。
平成● 1月 一身上の都合により退職
以上
履歴書の職歴の書き方に関する注意点
履歴書の職歴を例文で紹介しました。。最後に履歴書の職歴の書き方に関する注意点をみていきましょう。履歴書は手書きがまだ浸透しています。失敗して書き直しにならないように、注意点をおさえておきましょう。
退職理由は詳細に書かない
履歴書の職歴に退職した日付は必ず書かなければなりません。その際にあえて「賃金が低いため」や「ステップアップを目指すため」など記載は不要です。
自己都合であれば「一身上の都合」。会社が倒産やリストラに合った場合は「会社都合により退職」。派遣社員は「期限満了につき退職」で問題ありません。
入退社の書き方は勤務先の形態によって異なる
「入社・退社」の入退社の書き方は、勤務先の形態によって異なります。
会社:入社・退社
官公庁:奉職・辞職
病院:勤務・退職
個人事業・フリーランス:開業・閉鎖
会社経営:設立・解散
履歴書の職歴の書き方は簡潔を意識
「履歴書の職歴で失敗しない書き方と例文【アルバイト・派遣社員経験】」と題してみていきました。職歴は人の歩んできた歴史でもあります。その歴史を相手に伝えるには、まずは簡潔でなければいけません。
履歴書の職歴欄の役割が把握できれば、苦にならないでしょう。職歴の最後には必ず「以上」を書いてください。書き忘れてしまうことが意外と多いです。提出後に書き漏れに気づかないように、履歴書を書きあげたら何度も確認しましょう。そして内定を勝ち取ってください。
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