レポート・報告書の表紙の作り方と使えるテンプレート
表紙には「タイトル」「提出日」「筆者名」を記入
レポート・報告書の表紙は、いろいろなテンプレートを見てもわかるように、必須項目の箇条書きで構成され、1枚目にくるのがルールです。表紙を付ける場合には、タイトルと提出日、筆者名を入れるのが原則です。研修レポート・報告書の場合は、研修日程や場所、講師名、参加者名を加えるなど、内容によって記載項目が変わるので、注意が必要です。
文字のインデントを使って表紙の見栄えを良くする
テンプレートを見るとよくわかりますが、項目によって文字の大きさが異なります。つまり、レポート・報告書の表紙は、文字のインデントを使いこなすことで、見栄えが各段によくなるのです。レポート・報告書のメインタイトルは中央上部より若干下くらいに大きな太字で入れる、サブタイトルを入れたい時には、その下に1~2ポイント下げて入れるとよいでしょう。
レポート・報告書の表紙のテンプレート
それでは、レポート・報告書の基本的なテンプレートを紹介しましょう。タイトルは大きめなフォントにしましょう。
(タイトル)○○○○
(サブタイトル)○○○○
(提出日)平成○○年○○月○○日
(著者名)○○○○
レポート・報告書の表紙は横書きで全て中央寄りにする
レポート・報告書には、表紙にも本文にも、守るべき体裁があります。テンプレートを参考に、表紙の体裁を体得することから始めましょう。まず、標準的な体裁として、レポート・報告書の文字方向は横書きです。パソコンで作成する場合には、本文の文字が10~12ポイント、表紙に使われるタイトルや本文内の見出しは、それより大きくても構いません。文字色はすべて、黒で統一します。
表紙で使うフォントは基本的に≪明朝体≫
レポート・報告書は基本的に、明朝体でフォントを統一するものです。ただし、表紙に入るタイトルや、本文中の見出しにはゴシック体を使ってもよいことになっています。原則的には、タイトルは18ポイントのゴシック体もしくは明朝体の太字に、サブタイトルは16ポイントの明朝体の太字にして、すべて中央に寄せましょう。体裁のよい仕上がりになるはずです。
Wordを使えばレポート・報告書の表紙作成もスムーズに
Wordには、様々なテンプレートが用意されているので、ページ設定や書式設定ができない人でも、完成度が高い表紙を作成しやすいはずです。レポート・報告書を書く時に新規作成をクリックし、新しい文書のダイアログボックスが表示されたら、インストールされているテンプレートをクリックし、表示された一覧の中から使いたいものを選択しましょう。
表紙の基本情報を簡単に設定することも可能
表紙のテンプレートは何種類か用意されており、文字数や行数を選択することで、数値を指定することができます。また、縦書きや横書きといった、ドキュメントの構成要素も設定可能です。また、テンプレートを自分なりにカスタマイズしたい時には、「文例ウィザード(社外)」を選択し、対話式ダイアログボックスを使用することで、新規ドキュメントを作成することもできます。
テンプレートを参考に体裁の良いレポート・報告書の表紙を作成して評価を上げよう
レポート・報告書の表紙に使えるテンプレートを紹介してきました。レポート・報告書の表紙はいわば顔ですから、テンプレートに則って、体裁よくつくるにこしたことはありません。レポート・報告書の目的に合わせて、入れるべき項目が網羅された表紙を、テンプレートを活用して、作成するようにしましょう。タイトルの付け方やポイント数、フォントの選び方などの基本を守ることが、表紙作成のポイントです。
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