OJT研修における報告書の書き方
OJTとは実践研修の場である
「OJT」という言葉を聞いたことがありますか?OJTとは、仕事の実践を通じてその内容をチェックして評価して、悪い点があれば修正をする研修を行う意味です。
OJTの主なキーワードには「実践」「評価」「修正」といった点が挙げられます。
ここで、OJTの目的について見ていきましょう。
仕事を体で覚えさせるのがOJTの目的
OJTは「研修」ですが、研修自体が目的ではありません。あくまでも、仕事を体で覚えさせるのがOJTの目的です。
したがって、受ける新人社員側はOJTを通じて何を得たか、何を学んだか、自分が成長できたか、絶えず問われるものだという自覚が大切です。
OJT報告書における書き方のポイント
OJTの目的をご理解いただいたうえで、OJT報告書の書き方を説明します。報告書は、1日の流れや感想を書くものではありませんので、注意して見ていきましょう。
OJTで提出する報告書やレポートは、書き方やその内容自体も研修に含まれています。報告書の中身について指摘された事項があったら反省し、次回に反映させる努力をしていきましょう。
新入社員ならではの意欲を見せることがポイント
最初から100点満点は取れないとしても、OJT報告書の書き方には、OJTに臨む姿勢や意欲、気持ちが表れます。
上手い書き方を目指す必要はありませんが、自分の意欲は出来るだけ伝えようという気持ちを持って、何にぶつかり、どう乗り超えたのか、その点を意識しながらOJT報告書の作成にあたるようにしましょう。
OJT報告書における書き方のコツ
OJT研修中は、会社側としても新人社員の成長度合いを把握する必要があります。その一環として、新人社員へ定期的に報告書やレポートの提出を課す場合がありますので、この報告書は社員としての資質等が問われる大事なものです。
ここでは、このOJT報告書の書き方のコツをご紹介していきます。
起承転結を付けて記入すると良い
OJT報告書やレポートを書く上でのポイントですが、最低限必要な要素としては
・何を指摘されたか
・指摘された事項を正しく理解しているか
・指摘を通じて何を学び、それを次回どのように反映させるか
以上3つの視点は決して漏らすことがないよう起承転結をつけて、OJT報告書を書くのが大切です。
OJT報告書は感想文ではありません。社会人として、常に課題と向き合い、どう解決したのかを伝えるツールですので、書き方には気を付けないと、ただの感想文になってしまいます。
OJT報告書は意欲を見せて起承転結をつけた書き方を心掛けよう!
OJT報告書の書き方とポイントについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
OJTの報告書やレポートは、書き方ひとつで自分自身にとってプラスになるケースも多々あります。例えば、自分自身を客観的に見つめることができるという点です。報告書を書けばOJTでどのようなことを学んだかを嫌でも振り返りますから、それを文章にまとめ、学んだことを客観的に考える必要が出てくるのす。OJT報告書やレポートは、自分を高めてくれるものと考え、書き方には気を付けながら積極的に取り組むようにしましょう。
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