債権回収不能になった場合の始末書の例文と書き方
債権回収不能になった場合は多くのケースで始末書の作成がある
あなたの担当する企業が債権回収不能になった場合、上司に始末書の作成を求められるでしょう。そういった状況はないにこしたことはありませんが、万が一のために、書き方を把握しておきましょう。
始末書を書く際のポイント
始末書を書く際のポイントとして、重要なことは2つです。
1. なぜ債権回収不能となってしまったのか
2. 謝罪にはどんな考えがあるのか
以上の2点を把握したうえで書くようにしましょう。
債権回収不能とならないための提案も大事
債権回収不能の始末書を提出する場合は、今後同じことを繰り返さないようにするためにも、対策の提案を盛り込むといいでしょう。つらつらと謝罪を述べるだけよりも、誠意が上司や会社に伝わります。
債権回収不能となった場合の始末書の例文
例文
平成〇年〇月〇日(右寄せ)
代表取締役社長 ○○○○殿
始末書(中央寄せ)
▲▲部▲▲▲▲(右寄せ)
私が、担当しておりました株式会社■■■は、平成Ο年Ο月Ο日に不渡り手形を出して事実上倒産いたしました。
当社は、売掛代金残高がΟ月Ο日時点でΟΟ万円ありましたが、土地や有価証券等の資産は、メインバンクであるΟΟ銀行の管理下にあります。また、納入した商品は在庫がなく、もはや回収は不可能と思われます。今後、破産の手続きが進むとは思われますが、株式会社■■■の資産状況からして当社までの配当は、限りなく少ないものだと思われます。
倒産の原因は不況にもかかわらず店舗の拡大をしたためと考えられますが、このような事態になるまで放置してしまったのは、営業担当者としての私の責任でもあり、深く反省するとともにお詫び申し上げます。
今後このような事態を再発させないことをお誓いいたします。
以上(右寄せ)
債権回収不能となった場合に提出する始末書は例文を参考に考えよう
債権回収不能になった場合の始末書の例文をご紹介しました。始末書を書く際のポイントを押さえながら、自分の状況に応じて例文に手を加えるといいでしょう。ぜひ、本ページの例文を参考にしてみてください。
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