恩師の退職祝いで贈るメッセージのポイントと文例
恩師の退職祝いで贈るメッセージのポイント①:お礼を伝える
これまでお世話になった恩師が退職する際には、何かメッセージを伝えた方がいいです。いくつかポイントがありますが、大前提として「お礼を伝える」ことが大切です。
このときのメッセージには、これまでお世話になったお礼に加えて、相手のこれからの活躍や健康を祈る内容を盛りこめるとなお良いですね。
恩師にお礼を伝える挨拶の文例
【恩師へお礼を伝える文例】
これまでお世話になりました。私が一人前の社会人、社員になることができたのは○○部長のおかげです。
特に担当クライアントが変わった時、先方の要望を上手くつかめなくて悩んでいた時、夜遅くまで親身に相談に乗ってくださり本当にありがとうございました。
○○部長のこれからのご健康とご活躍を心よりお祈りしています。
具体的なエピソードを入れられると◎
退職祝いのメッセージでは、退職する人との間であった具体的なエピソードを盛りこむのもおすすめです。上の文例で言えば、夜遅くまで相談に乗ってもらったというのが具体的なエピソードですね。
または、「○○部長のもとで、○○のプロジェクトの一員として働くことができたことが、私にとっては大きな糧となっています」などのエピソードもいいでしょう。
恩師の退職祝いで贈るメッセージのポイント②:学んだ内容に触れる
恩師にあてたメッセージでは、これまでお世話になったお礼にあわせて、恩師から学んだことをメッセージに盛りこみましょう。そうすれば、感謝の気持ちがより伝わりやすくなります。
学校の恩師に贈るメッセージ文例
【恩師から学んだ事を含めた挨拶文例①】
○○先生、御退職おめでとうございます。○○先生には、在校中だけでなく、進路や結婚に悩んだときに相談にのっていただくなど、卒業してからも大変お世話になりました。退職後も、教育に携わっていかれるとお聞きし、とてもうれしく思います。
仕事の恩師に贈るメッセージ文例
【恩師から学んだ事を含めた挨拶文例②】
○○先生、ご退職おめでとうございます。私が転職一年目でなかなか仲間も作れず、一人で悩んでいた時に、○○先生の「リーダーシップセミナー」に参加して悩みが吹き飛びました。
それまでは、どうしても目先のことにばかり意識が向いていましたが、今では周囲の人・環境に感謝しながら、ポジティブな気持ちで仕事に取り組めるようになりました。
退職後も、リーダーのリーダーとして○○先生がご活躍される事をお聞きし、大変うれしく思っております。私も、これまでと変わらぬご指導をお願いしたく存じます。
今後も指導してもらう立場として教えをこう姿勢が大切
退職祝いがあるとき、恩師はさびしさを感じている場合が多いので、今後も教えを乞うて、関係を続けたいという気持ちを伝えましょう。
「今後もこれまでと変わらないご指導をお願いしますと同時に、ますますのご活躍を御祈りいたします」とすれば、十分ですね。
番外編!自分の両親に退職祝いのメッセージを贈る際は?
最後に、お父さんやお母さんなど、家族の退職を祝うメッセージの文例を紹介します。家族の退職を祝うときには、これまで働いてくれたことに対する感謝はもちろん、これからの人生を楽しんでというメッセージを盛りこみましょう。
“自分の両親"という恩師へあてた文例
【父親へのメッセージ文例】
お父さん、定年までお仕事お疲れ様でした。そして、長い間、わたしたち家族のために働いてくれて本当にありがとう。まずはゆっくり休んで、と言いたいところだけど、趣味の多いお父さんのことだから、またすぐに忙しい日々が始まりそう。
【母親へのメッセージ文例】
お母さん、これまでお仕事お疲れ様でした。私や●●(兄弟・姉妹の名前)が生まれた後も、上手く家事と仕事を両立している姿が、とても輝いて見えました。
私も、お母さんのような素敵な女性になるべく日々奮闘しています。これからは、今まで以上にたくさんオシャレをして、さらに魅力的なお母さんになってね。
家族と仲良く過ごせるように書くことが大切
仕事で忙しかったなら、今後家族がゆっくり過ごせるように話すことが一番家族の心に響くのではないでしょうか。仕事を終えて時間ができたからこそ繋がりを大切にするようにしましょう。
「これからは、お母さん(お父さん)と一緒に第二の青春を楽しんでください」
と伝えるとよいです。
恩師の退職祝いで贈るメッセージは、文例を参考に「お礼」や「学んだ内容」を盛り込んだ書き方で!
恩師の退職祝いで贈るメッセージのポイントと文例についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
メッセージは通り一遍のものではなく、自分と相手の間にこれまでにあった出来事や思い出も盛り込むと、感謝の気持ちを上手に伝えられます。
退職する人は、これまでの人間関係が切れてしまうのではないかといった寂しさを感じているものです。
恩師や先生、あるいは家族には、退職後もこれまで通りの付き合いが続くように、「これまでありがとう」という過去の話だけでなく「これからもよろしくお願いします」の一言を添えておくのがおすすめです
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