退職記念品の「のし」の水引マナーと正しい書き方
「のし」の上段の書き方は退職する方の理由に合わせて書く
退職記念品をお送りする時に迷ってしまうのがのしの書き方。まずのしの上段はどのような書き方にするか悩みますよね。退職と一口に言っても色々なパターンがあります。
定年退職や円満退職の場合はおめでたい事なので、書き方は「御祝」が相応しいです。ではトラブルがあったりしてあまりおめでたくない場合の退職はどうでしょうか。その場合は今までお世話になったことへのお礼の意味を強調して「御礼」と書いてもらいましょう。どちらにするか分からない時はこの御礼で大丈夫です。
退職記念品の「のし」の書き方は御礼という書き方が最も無難
基本的に退職記念品ののしは御礼か御祝が一般的です。他にも謹呈などがありますが、その方の退職理由に合わせる形でお言葉を選ぶと良いでしょう。
いずれにしてもお礼の意味を込めるのは共通ですので、御礼という書き方が最も無難です。
退職記念品の「のし」の水引は紅白の蝶結びがベスト
のしといえば真ん中に飾る水引の形も重要ですね。水引によって意味合いが大きく違ってくる場合もあるので、選択を間違えないようにしましょう。退職記念品ののしの水引は紅白の蝶結びが相応しいです。
この水引は主におめでたい事柄に対して使われるので退職記念品にもぴったりです。何度も結びなおせると言った意味があるのでこう言ったお祝い事に良く使われる、一番良く見るシンプルな形の水引です。
「内のし」と「外のし」はどちらでも構わない
水引とともに気になるのが内のし、外のしかですね。これはどちらでもかまいません。
多いのは外のしですが、品物によっては内のしになる場合もあるでしょう。この点はあまり考え過ぎないでも良いのでお店の方にお任せして良いですね。
退職記念品の「のし」の書き方は送る人数によって変える
さて退職記念品で最も頭を悩ますのがのしの下段、そう贈り主の名前の部分ですね。
退職記念品ですので、数人が金額を出し合ってお贈りする場合もあると思います。のしの書き方として、個人で贈る場合はもちろんそのまま書いてもらって問題ありません。
人数が多い場合は「~一同」という書き方が相応しい
人数が多い場合、三人以上の時には纏めての記載になります。数人で贈る場合は一人ひとりの名前を書くのではなく、「~一同」のような書き方が相応しいです。
例えば部署として贈るなら部署名と一同という書き方にするとスッキリと見栄えも良くなります。数人の連名で書く場合の書き方は、役職が上の人となります。その際は右から左へと順番になりますので、年齢や役職順に連名として綴りましょう。
退職記念品の「のし」の書き方は退職理由に合わせて水引や送り主の書き方にも注意しよう!
退職記念品は退職のお祝いですのでのしには「御祝」もしくは「御礼」と書くのが一般的です。
その方の退職理由に合わせて使い分けると良いでしょう。水引はおめでたい紅白の蝶ちょ結びにし、内のし外のしに決まりはありません。贈り主の名前は個人もしくは纏めて一同などと記載すると良いでしょう。
連名にする場合はのしの右から左に掛けて、役職の順番に綴ります。退職記念品ののし、書き方や水引マナーを守って気持ちよくお渡ししましょう。
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