【事実を書くべき?】降格の経歴を伴う場合の履歴書の記載ポイント
降格の事実は記載するの?
履歴書に記載すべき経歴は、これまでの職務履歴や役職履歴です。店長をしていたのであれば、それを記載すれば店長業務がこなせる点をアピールできます。
逆に、降格した事を記載してしまうと、降格した理由や自分なりに考えた原因を深く聞かれる可能性があります。しかし、降格した事実は記載する義務はありません。
降格して役職を落とされた場合の履歴書の書き方とは?
一度、店長に昇格したがその後に降格させられた場合には、履歴書には店長の経歴の記載は避けましょう。最終履歴を店長としてしまうと、経歴詐称に当たります。
履歴書の最終履歴は降格後の役職になるので、後からバレて問題にならない様に注意が必要です。面接で、店長の経験を述べて、降格には触れないよう気をつけてください。
履歴書に嘘を書いてもバレない?
降格を履歴書に記載せず、最終役職が店長と記載してしまうと、経歴詐称として見られてしまいます。しかし、実際に履歴書にその様に記載しても、降格させられたことを転職先が調べることはできません。
他社へ連絡しなければなりませんが、ライバル会社に堂々と電話をして社員の経歴を聞くような行為は一般的には行われません。
降格について思わぬルートで知られる可能性もある
履歴書に記載していなくても、もし、転職予定の会社に前の会社の同僚が入社していた場合には、降格させられた事実を告げられる可能性があります。
実際に、入社してから常にその点を懸念し続けるようになるので、面接では最終役職については触れずに、店長を経験した旨だけを伝えましょう。そうすれば、聞かれなかった為に降格の事実を伝えなかったと言い訳ができます。
履歴書で降格を印象良く伝える方法
降格で好印象を与えるには、降格した理由や考えを伝える必要があります。懲戒処分による降格や、能力不足による降格では、どうあがいても好印象は与えられません。自ら志願して降格させてもらった場合や、適材適所への配置による実質の降格の場合にのみ真実を伝えましょう。
ただし、履歴書では説明が難しいような内容だと、書類選考の段階で落されかねませんので注意が必要です。
降格の経験をポジティブな視点で伝えよう
降格することで、部下の視点になって自分に足りないものが何なのかがわかったという内容や、悔しさをバネにして行動できたという様なポジティブな感想を述べる事で、降格の事実によって好印象を与えることができます。
一見、ネガティブでマイナスなイメージの降格ですが、言い方一つでポジティブな内容にできます。
履歴書に降格の事実を書く必要はない
履歴書には真実は書かなくて構いません。しかし、虚偽の内容を書く事は避けましょう。降格の事実を知られたくないのであれば、それをわざわざ書く必要はありません。しかし、聞かれた場合には答えることが大切です。
もし、降格したかどうかを聞かれた時に、ポジティブな内容で返答できれば、逆に好印象を持ってもらうことも可能です。
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