【これだけは絶対ダメ!】悪い印象を与えてしまう志望動機の書き方とその例
就活生の多くは志望動機の作成に苦戦している
就活生の回答
キャリアパーク会員の就活生を対象に「志望動機の作成が難しいと感じたことはありますか?理由も併せて教えてください。」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- はい 特に思い浮かばない
- あります。自分が専門で学んだ分野ではない場合、詳しいことがかけないため。
- ある。同じ総合電機メーカーでどのように差別化をするのかわからない
- 志望度が低い会社の志望動機だと、苦しい。志望するキモチがないため、説得力に欠けてしまう。
- ある、相手が求めるものと、自分の中のものの帳尻を合わせるのが難しいし、それを人が読めるくらいにまとめ、相手の目に止まるほどのクオリティを出すのは本当に難しい。
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年2月23日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「志望動機の作成が難しいと感じたことはありますか?理由も併せて教えてください。」
就活生の多くが、志望動機の作成に苦戦しているようです。アンケート結果にもあるように、自分が専門で学んだ分野ではない場合、詳しいことがかけない場合や、志望度が低い会社の場合は特に書く内容に困りますよね。 この記事では、志望動機の悪い例についてご紹介します。自分の志望動機と見比べながらぜひ確認してください。
志望動機がマニュアル通りのよく見る言い回し
最も多く見られる悪い例がマニュアルをそのまま使った志望動機です。採用担当を何度も経験している人、特に人事の人なんかは、それが自分の言葉かマニュアルの言葉かすぐに気づきます。
それに気づいた段階で、採用担当者はあなたに興味をなくしてしまうでしょう。
マニュアルはあくまで参考程度に
履歴書の用紙に入っている見本や、ネットで公開されているテンプレート、例文などはあくまで参考として見る程度に収めておきます。
どんなことを書けばいいのか、どのくらいのボリュームで書けばいいのか、など大まかな枠組みを捉え、あとは自分の言葉で自分のことをアピールすることが重要です。
その会社に興味を持った点と自分の経験を生かせる部分を照らし合わせて、より具体的に表現しましょう。
何が言いたいのか分からず熱意が伝わらない
内容がまとまっておらず、「結局何が言いたいの?」と疑問が残ってしまう志望動機も良くありません。難しい言葉や凝った言い回しをする必要はないので、わかりやすく簡潔にまとめるように文章を作っていきましょう。
志望動機で大切なのはその会社に入りたいという熱意を伝えることです。使う言葉に気を取られていたり、安易な動機を並べているようではあなたの熱意は伝わりません。
自分の経験や希望ばかりを書くこともNG
志望動機とは基本的にその会社を志望する理由、その会社のどのようなところに興味を持ち志望したいと思ったかを書く欄です。しかし、人によっては自分の経験や希望ばかりを書いて、自己PRのようになっている人がいます。
例えば、ひたすら自分の経験や希望を述べて最後に、
「この経験により御社に貢献したいと思いました」
「御社でならそれが実現できると思いました」
などと書いている場合です。
これは全く志望動機になっていません。志望動機では、きちんと企業研究をしたことを示す内容も盛り込む必要があります。これでは動機が安易だと判断されても仕方がないでしょう。
よく見られる志望動機の悪い例
具体的なエピソードが何もない
この志望動機の悪いところとして、まず具体例が何もないところが挙げられます。「自分にとってプラス」になったとは、どのような点がプラスになったのか相手がイメージしやすいように細かく書く必要があります。
また、「身につけてきた経験やスキル」についてもそうです。その経験やスキルが、どのような部分で役立てられるのかを採用担当者に説明できると良いでしょう。
また、前職の避難となるような言葉は避けるようにします。
自分の能力だけを強調している
こちらの志望動機はどうでしょう?自分の能力が高いことをアピールするのは良いですが、それだけを強調して、「正当に評価して」ほしいという希望だけを述べ、どのように会社に貢献していきたいのかなど、会社に対する思いが伝わってきませんよね。
こんなことを言われても、採用担当者は困ってしまいます。
悪い印象を与えてしまう志望動機の書き方とその例まとめ
本ページでは、志望動機の悪い書き方とその例について紹介しました。自己PRは自分の経験やスキルをアピールすればいいので、迷いも少ないかと思いますが、志望動機は会社の事業内容や、経営方針などと絡めながら作っていく必要があるため、一社一社に対して工夫が必要です。しかし、ある程度ポイントをつかめば、それほど悩まなくなるでしょう。慣れるまでは大変ですが、今回の悪い例を参考にコツを掴んで、オリジナリティのある魅力的な志望動機を考えてみてください。
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