転職で管理職を目指す志望動機の書き方と例【人事担当者に聞いた採用において重視するポイント】

2017年7月25日管理職

管理職への転職には魅力的な志望動機が必要になる

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終身雇用が、崩れかけている現在は、転職が当たり前となっています。ハイクラスの求人の中には、管理職を募集しているケースも多く、キャリアアップのための転職も実現可能です。年収アップやより高度な業務を任されるためにも、採用される志望動機の書き方が重要になってきます。

人事が管理職の採用においてみるポイントを知ろう

管理職の採用は企業側としても多くのコストをかけて行います。想定している年収も高いため、転職エージェント経由で採用する場合はその3割ほどを支払うことになるからです。

そのため、慎重にならざるを得えないというのが、採用担当者側の本音になります。ここでは、人事担当者がチェックしているポイントを紹介します。

チェックポイント

  • マネジメント能力
  • 業務上の経験
  • 高度なスキル
  • プレゼンテーション能力
  • コミュニケーション能力
  • 企業の理念とのマッチング性

入社後の活躍をイメージさせられるかが重要

人事が管理職の採用で厳重にチェックしているポイントは、どんなスキルがあるか、プレゼンテーション能力は高いかなどです。即戦力枠として採用される以上は、最初から活躍していく必要がります。そのためにも、これまでの経験で培ったスキルや能力を最大限にアピールすることが重要です。

管理職を採用する人事担当者の本音

キャリアパークが独自に取材した、実際に企業で採用を行っている人事担当者の意見も紹介します。管理職を雇う際にどのような部分に着目されているのかを知れる、よい機会になります。

人事部の本音

管理職は企業・組織におけるかなめです。なので、メンバークラスの採用以上に見るポイントが多い、という企業が多いのではないでしょうか。我々の場合は、大きく二つに分けて、理念への共感・どれだけ早く実績を出してくれるか、の2つを見ています。経営からのメッセージを翻訳してメンバーに伝えるのが重要な役割の一つですから、その会社が目指している世界に共感できるか、というのは大事なポイントです。もう一つは昨今特に管理職であっても、自身がまずハイプレイヤーであることが求められています。ですのでちゃんと実績を出せる、加えて早期にキャッチアップしてくれるという期待ができるかを重視しています。

管理職としての志望動機作成では己を知ることが大切

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人事担当者の意見を総括すると、即戦力として活躍できる人物が求められていることが分かります。そのためにも、キャリアの棚卸を行っておきましょう。

これまでの社会人生活で培った経験やスキルを、今一度明確にしておいてください。自分の強みが志望先の企業の事業内容と一致していた場合は、大きなアドバンテージになります。

未経験の業界を目指す際も、何かしらの共通点を見いだしておくことで、自分を売り込みやすくなりますよ。

転職エージェントを利用して情報収集を行おう

転職者の強い味方といえば転職エージェントです。一般層が利用するイメージがありますが、各社とも管理職などエグゼクティブ層向けのサービスも展開しています。ハイクラス求人が集まっており、管理職としても条件が良い求人が多い点がポイントです。また、エージェント経由で企業の社風だけでなく、細かい事業領域や今後の展望などを聞いておくことが大切になります。管理職の転職では経営者視点での考察が重要になるため、企業に対してより深い理解が必要になるためです。

管理職として転職を目指す際の志望動機の例文

管理職として転職する際の志望動機は、しっかりとした企業研究を行ったうえで作成する必要があります。一般職とは異なり、管理職として会社の経営にたずさわる以上、表面的な部分だけでなく、より深いところまで読み解いていく必要があるからです。

内容としては、過去の実績や発想力、マネジメント能力などをアピールするのが良いでしょう。担当したプロジェクトの詳細など、具体的な数値を載せることで、説得力のある志望動機にすることができます。以下の例文を参考にしてみてください。

管理職の志望動機の例文

私が貴社を志望するのは、貴社の理念に共感していること、またこれまでの実績を存分に活かして貢献したい、という2つの理由があります。

また、前職での採用担当者としての経験も活かしたいと考えております。担当した前年の予算が大きく超過していたということから、私が担当した際には採用の質は上げながらも、コストを下げる、ということが命題でした。そこで「直接接触の増加」「使用メディアの絞り込み」「動画説明会での認知拡大」の3つの打ち手を行った結果、コストはおおよそ半減。採用数も達成、という結果を出すことができました。

リソースに甘えることなく、イシューに対してどうやれば解決できるか、という習慣は必ずや貴社でも活かせると考えています。

以上2つの理由より、私は貴社への入社を志望しております。

管理職として志望動機を書く際には企業研究を行い自分の強みや経験をアピールしな内容にする

管理職の志望動機の書き方のは例文をもとに、これまでの経験や業務上の強みが伝わる内容にしましょう。転職エージェントを利用することで、志望する企業の理念だけでなく、経営体制やビジョンなど深い部分まで知ることができます。それらを踏まえたうえで、しっかりと採用担当者を納得させられる志望動機に仕上げてみてください。

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2017年7月25日転職

Posted by BiZPARK