取引先との接待や飲み会の必須マナー3つ
取引先との接待・飲み会でのマナー①もてなす立場である事を忘れずに
接待や飲み会において幹事はいわばホスト。準備から解散まで、自身は裏方に徹し、取引先をもてなす立場である点を心掛けるのが成功のポイントです。決して羽目を外してしまってはいけません。
取引先との接待・飲み会ではお酒はほどほどに
取引先との接待や飲み会は自分が楽しむ為のものではないと認識しておきましょう。相手を楽しませ、気分良く帰ってもらうのが重要です。そのため、幹事はお酒を飲みすぎてはいけません。もちろん、付き合い上全く飲まないわけにはいきませんが、我を忘れるまで飲むのはマナーとしてNGです。
お店選びや当日の準備は抜かりなく
取引先との接待や飲み会において、お店選びは非常に重要なポイントです。取引先の方の好みや行きやすい場所なども考慮して選ぶようにします。また、商談の話も出るかのせいがありますので、できれば周りが気にならない個室を選んだほうが良いでしょう。
もちろん、当日の準備も手を抜いてはいけません。接待では、きめ細かい心配りが必要になってきます。その接待に出席した人全員が満足して帰ることができるように、周到な準備をしておきましょう。
取引先との接待や飲み会でのマナー②適した会話をする
取引先との接待、飲み会で気を使うのが話題ですよね。お互いの共通点を何か1つ見つけると、話が広がりやすく盛り上がりやすくなります。また、話が盛り上がりやすい接待や飲み会の雰囲気作りも大切ですね。
ただ、場が盛り上がっていたとしても困ったお願いやお誘いを受けた時にはやんわりと断れる会話術も身に着けておきたいものです。しかし、取引先との会話そのものが盛り上がらなければ何の意味もありません。接待や飲み会で会話を盛り上げるには、どのような工夫をしたら良いのでしょうか?
趣味・地方・食べ物など話題を豊富に持とう
これは日頃からの知識が物を言う部分になってきますが、どんな話題にもある程度は対応できる引き出しを備えておくと良いでしょう。取引先との接待や飲み会でもっとも怖いのは、会話そのものに詰まってしまう事です。それだけは避けなければなりません。もしも会話が自分の不得意分野に入ってしまった場合は、会話を合わせながら自然な感じで軌道修正をしていきましょう。
取引先との接待・飲み会でのマナー③丁寧な立ち居振る舞い
マナー①でも挙げたように、取引先との接待・飲み会においてはもてなす立場なわけです。そのため、お酌の仕方やタバコを吸っても良いか、さらにはタクシーなどでお送りする際などにおいても、丁寧な立ち居振る舞いを心がけなければなりません。その辺りのマナーについても抑えておいたほうが良いでしょう。
タイミングを見て飲み物を勧め、必要ならお酌も
取引先の方のグラスを見ながら、会話を中断しないよう、タイミングを見て飲み物を勧めるようにしましょう。瓶ビールやボトルワインなど注ぐ必要が飲み物なら、お酌もするように。注ぐ際は、両手でビンを持って注ぎ口がグラスにつかないように注意してください。
タクシーを利用する際はあらかじめ呼んでおく
取引先への接待後、帰るときにはタクシーを利用することが多いかと思いますが、その際はお開の時間が迫ってきた段階であらかじめタクシーを呼んでおくようにします。お店の人に頼んでもいいでしょう。そして、タクシーが到着したのを確認して外に出るようにします。間違っても、取引先相手を外で待たせるようなことがないよう気をつけてください。
取引先との接待・飲み会ではもてなす心がマナーの基本
取引先との接待・飲み会での押さえておきたいマナーについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。初めて取引先と飲む際には相当緊張しますよね。ここで紹介したマナーは全て基本的なものです。細かい一つ一つのマナーというよりは、自分が取引先をもてなす立場であることを忘れず、丁寧な立ち居振る舞いをすれば、自然とマナーの守れた対応になっているはずですので、その点を特に注意して接待や飲み会に臨みましょう。
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