新入社員が社内で行う年末の挨拶での心構え
仕事納めの日には挨拶にまわり感謝を伝えよう
年末には、社内でお世話になった人々に直接挨拶をし、感謝の気持ちを伝えるのは、新入社員の心構えとして必要でしょう。
会社によっては、仕事納めの日は半日勤務や終業時刻の繰り上げが行われるところもあります。そのような場合は、仕事納めの日を利用して挨拶にまわります。終業時刻まで仕事をするのが通例の会社は、仕事が終わってから年末の挨拶にできる限りまわるようにしましょう。会社によって慣例がありますので、その慣例に従って行動するのが良いでしょう。
挨拶にまわるときは、上司や先輩と一緒にまわる、個々人でそれぞれまわるなど、これも会社によって違います。スタンドプレーになってしまわないよう、社内でどのような年末の挨拶まわりをするのか、
上司や先輩に確認しておくと良いでしょう。
上司や先輩に同行させてもらい、役員や役職者に自分を覚えてもらおう
新入社員が役員や本部長・支店長クラスの役職の人と、話をする機会は滅多にあるものではないでしょう。年末の挨拶は、そのような人とも挨拶ができ、自分の顔と名前を覚えてもらえるチャンスと捉えましょう。
上司や先輩が役員や役職者に挨拶しに行く場合は、同行させてもらいましょう。初めて見る顔であれば、役員は、会話をつなげるために、話題を振ってくれることも多々あります。うまく受け答えができるようにして、良い印象を持ってもらえるようにしましょう。なお、話題を振ってくれたからといって、自分を売り込むような言動で、同行を認めてくれた上司や先輩の顔を潰すようなことにならないよう注意しましょう。あくまでも控えめに、しかしながら新入社員に求められる元気さで挨拶をするのが良いでしょう。
一人で挨拶にまわる場合の心構え
上司や先輩が同行せず、仕事でお世話になった社内の人々に一人で挨拶にまわる場合には、相手に自分一人のために時間を取らせないようにするのが心構えとして必要です。相手には、自分以外にも多くの人が年末の挨拶に訪れます。そのような人がたくさんいる場合は、自分が先に相手を訪ねていたとしても、新入社員の立場なので、まず挨拶の順番を譲る姿勢を見せましょう。先に挨拶してもらってかまわないと言うことであれば、他の人を待たせるようなことにならないよう、挨拶は簡単に済ませて辞去します。そのとき、部署と名前を告げ、何の件でお世話になったかを挨拶のなかで述べておくと、相手の印象に残るので良いでしょう。もし相手に時間があるようであれば、多少話をしていても差し支えありませんが、挨拶をしに訪ねて来た人がいれば、そのタイミングを見計らって辞去するように心がけておきましょう。
まとめ
新入社員にとっては、最初の1年間はすべてが初めてのことばかりで、緊張の連続だと思います。年末は緊張から自分を解放し、新たにエネルギーを充電して、年始からしっかりと仕事ができるように備えてくださいね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません