新入社員が結婚報告をする際のタイミングとマナー
新入社員は結婚報告の順番とタイミングに注意しよう
実は、結婚報告にはきちんとした順番やタイミングがあるというのはご存知でしょうか。
この順番とタイミングを間違えると、幸せな結婚報告であるにも関わらず、相手に不快な思いを与えてしまいかねないため、特に新入社員は注意が必要なのです。
結婚式の1ヶ月前ではタイミングが遅い
例えば、特に新入社員は結婚式の1ヶ月前に報告したとしても、タイミングが遅すぎてしまい、相手に不快な思いをさせてしまうといったこともあります。
「報告をし忘れてしまった」といったことのないように、結婚報告のタイミングとマナーはきちんと適したタイミングて報告をする必要があるのです。
結婚報告のSTEP①:親への訪問は「女性側」が先
結婚報告では、まずは何といってもお互いの両親への報告からです。承諾を得ないことには、何一つ進めることはできません。
親への結婚報告は、女性側の両親宅への訪問が先です。ちなみに、男性が婿養子になる場合は逆です。
現在では、結婚報告の順番はさほど気にされなくなってきてはいるものの、地域によってはやはり礼儀のひとつとされているものなので、タイミングとしては、女性側の両親への報告を先に行うべきでしょう。
結婚報告は一報を入れてから2週間の余裕を持つ
新入社員に限らず、結婚報告の日程には十分注意が必要です。基本的に、一報を入れてから2週間くらいの余裕を持つようにします。
「娘さんをください」とお願いしに行くのに、急すぎるスケジュールで親御さんに無理をさせないようにする気配りが必要です。休暇をとって予定を合わせるのもいいでしょう。
結婚報告のSTEP②:職場では3ヶ月前に「上司」から
次は職場での結婚報告です。職場での結婚報告は、挙式を挙げる3ヶ月前までに済ませるのがベストなタイミングです。
当然、結婚報告をする時には始めに直属の上司から報告します。もちろん、忙しい時間帯といったタイミングは避けてください。
同僚に話している場合は公表するまで内密に!
また、既に仲の良い同僚に話してしまっている場合は、公表するまでは内密にしておくのが社会人としてのマナーです。また新入社員にとっては、指導してくださっている先輩だけが、結婚のことを知らなかったとなると、気まずくなる場合もあります。
結婚報告のSTEP③:ただ「結婚します」だけではマナー違反
新入社員がいざ上司に結婚報告するとして、具体的にはどのように行うのが良いとされるのでしょうか。
これは、逆に報告をされる立場に立ってみると分かりやすいでしょう。結婚の報告を受ける場合、気になってくるのが『披露宴に招待されるのかどうか』ではないでしょうか?
招待の是非をはっきり伝えよう
新入社員が結婚するとなった場合、上司にいたっては、スピーチを用意したりするべきなのか、なども気になってくるポイントです。
招待する場合、日程や招待客のリストもこのタイミングでしっかりと伝えておくのがマナーです。もちろん、身内だけで行うなど、招待しない場合は、その旨をはっきり伝えるようにしましょう。
上司への結婚報告の例
披露宴に招待したい時の報告例
「このたび、結婚することになりました。○○さんにもぜひ結婚式にご列席いただきたいと思っております。日どりは○月○日で、場所は○○で行います。よろしくお願いいたします。」
披露宴に招待しない時の報告例
「このたび、結婚することになりました。披露宴は実家近くで行います。遠方になりますので、会社の皆様には機会がある時にご挨拶させていただきたく思います。」
結婚報告のSTEP④:3つの小さなお悩み解決!
新入社員は結婚報告する際に、上記以外にも様々な疑問を持っていると思います。最後にその小さな悩みを解決する為に、結婚報告の様々なパターンをご紹介します。
上記で解決できなかった方は、ぜひ参考にしてみてください!
お悩み①:派遣社員だけど先に報告するのは勤務先の上司?派遣会社の上司?
派遣社員の方は、事務的な意味も含めて、当然雇ってもらっている派遣会社の上司への報告が先となります。
登録内容の変更や細かい手続きがありますから、必ず先に派遣会社の上司へ報告しましょう。そのタイミングで、今後の勤務についてもきちんと相談するようにしましょう。
お悩み②:結婚退職を報告するタイミングはもっと早めに?
この場合も3ヶ月前までに報告するのがタイミング的にも良いでしょう。ただ、引き継ぎなどの関係もあり、公私ともに忙しくなってくると思われるので、基本的にはなるべく早めにというのがお勧めです。
お悩み③:職場結婚の報告ってしにくくない?
結婚報告の手順としては、それぞれの上司に同じタイミングでカミングアウトしましょう。同じ部署内での報告は確かにしづらいでしょうが、そういったケースを覚悟しての職場結婚でしょうから、怖気づかずに報告しましょう。
ただし、結婚後も同じ職場で仕事を続けていく場合、異動の可能性がないとも言えないので、ご注意を。
新入社員の結婚報告は3ヶ月前に上司から先に伝えよう!
結論から言うと、結婚の報告に新入社員だから云々という決まりはありません。ここで紹介させていただいた、注意すべきマナーとタイミングをしっかりと踏んでいけば、何も気にすることはありません。
危険視すべきは、男性であれば女性側の両親への報告と、職場で突っつかれてしまうことでしょうか。それ以上に、結婚報告をするのはとても勇気のいることなので、男性側は特に気合を入れて、結婚報告という戦場へ赴くようにしましょう!
結婚報告する際、日程や当日のスケジュール(スピーチを頼むかどうか等)をうっかり伝え忘れたりしないようにご注意くださいね!
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