履歴書の証明写真の期限は厳守?6ヶ月以内とされる理由
就活生が思う証明写真で使用できる期間とは?
就活生の声
キャリアパーク会員の就活生を対象に「履歴書用の証明写真は直近何ヶ月撮影までなら使用できると思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- 3ヶ月
- 3ヶ月
- 6カ月
- 半年
- 6ヶ月以内
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「履歴書用の証明写真は直近何ヶ月撮影までなら使用できると思いますか?」
就活中に欠かせない証明写真、撮影した時期が早かった場合、何ヶ月前の分まで使用できるのでしょうか。就活生の皆さんからは「3ヶ月前まで」と「6ヶ月前まで」の2つに意見が分かれました。体型や髪型の変化など1ヶ月経つだけでも大きく変わることも考えられるため、撮影時期をしっかり見定める必要があるのは間違いありません。それでは、どちらの時期に撮影されたものが最適なのでしょうか。確かめましょう。
証明写真は現在の自分を表すものだと考える
履歴書の証明写真は、「あなたがあなたである」という事を証明するためものです。実物と履歴書の証明写真を比べて、あまりにも今現在の自分自身と、証明写真の自分が異なると、それは「証明」写真ではなくなるといえるのです。
そのため、証明写真は3ヶ月以内のものが理想とされており、最低限のマナーとしてせめて6ヶ月以内のものでなければいけません。
6ヶ月以上前だと人相が変わっている可能性がある
写真を撮ってから6ヶ月以上経つと髪の毛は伸びていますし、髪型も変わっているかもしれません。さらに就活疲れなどで顔がやつれたり、逆にふくよかになっている可能性も。それだけで今現在のあなたと、証明写真のあなたのギャップが生まれてしまいます。
6ヶ月経つと見た目には変化があるので、こうしたギャップを生まないためにも、必ず履歴書に貼る証明写真は余裕があれば3ヶ月以内、そうでなければ6ヶ月以内のものとし、それ以前の証明写真は使わないようにしましょう。
履歴書の証明写真が6ヶ月以内と規定されている理由
最後に、履歴書の証明写真が3ヶ月以内や6ヶ月以内に規定されている理由について考察します。なぜ一般的に証明写真が3ヶ月以内や6ヶ月以内のものとされているのか、それは社会のルールが関係しているのです。下記で具体的に触れたいと思います。
企業や行政機関が撮影日の期限を指定しているから
証明写真が3ヶ月以内や6ヶ月以内と慣例で言われているのは、企業や行政機関が撮影日に関する期限を指定しているから、というのが大きな理由です。例えばパスポートや運転免許証は3ヶ月以内のものを指定されていますが、それは上でも述べたように顔や外見が変わってしまうのを防ぐ目的があるのです。
特にパスポートや運転免許証などは法的効力が発生するので、本人であることが分かるという期限を3ヶ月に線引きしているのです。とはいえ、企業に送付する履歴書などでは、3ヶ月以内に撮影した証明写真が好ましいものの、6ヶ月以内でも良いとされている慣習に則った規定なのです。
最新の証明写真は合否の判断をする際に利用されることもある
証明写真は、適切なイメージを相手に抱かせる材料となります。就活の際には特にですが、その場で「あなたは入社決定です」といってくれる会社はほぼありません。履歴書はもちろんのこと、履歴書の証明写真は書類選考だけではなく面接後にも、合否の判断をする際に利用されます。
面接時の印象と証明写真の雰囲気が違うと担当者は疑問を抱く
採用担当者は就活生との面接を終えてから部署で集まり、履歴書と証明写真を見て、面接時のあなたとをリンクさせながら選考をします。その時に、面接時の印象と異なると、「もしかしたら面接で良い印象をもったのはこの子じゃないかも」と思わせてしまうかもしれません。
相手に適切な自分のイメージを抱かせるためにはやはり、3か月以内か6ヶ月以内の証明写真が今の自分に一番近いといえるので、履歴書ではその写真を使用するべきなのです。
履歴書の証明写真が6ヶ月以内である理由は企業や行政機関が指定しているから
今回は、履歴書の証明写真が6ヶ月以内でなければならない理由についてみてきましたが、いかがでしたか?少しでもお金をかけずに就活をしたい、証明写真は使い回したいと思っている方もいるかもしれません。
しかし、選考ではあなたの印象が何より大事です。使い回しによって就活を失敗する事もあるかもしれませんから、証明写真は6ヶ月以内の期限を守ったものを使うようにしましょう。もし余裕があれば、3ヶ月以内の写真が最適といえます。
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