【感銘を受ける】言葉の意味やビジネスシーンでの使い方
「感銘」の意味は「忘れられないほどの深い感動」
「感銘」とは、「忘れられないほどの深い感動」という意味です。「感銘を受ける」は、「忘れられないほどに深く感動し、心に刻みつけること」という意味になります。
その後の人生における選択や考え方に影響を与えるほどに感激した、というような意味で用いられます。面接や志望動機でもよく使われる言い回しですね。
「感銘を受ける」の正しい使い方
それでは、「感銘を受ける」の正しい使い方についてみていきましょう。基本的には、下記のようなポジティブな使い方をされます。
- 恩師の言葉に感銘を受けた
- 彼の生き方にはとても感銘を受ける
- 御社の経営理念に深い感銘を受けた
何かすばらしいもの、心を突き動かされる事柄の後に言葉を続けるといいでしょう。
目上の人に使える?
ビジネスシーンで、上司の話にとても感心した、ぜひこの気持ちを上司に伝えたい、と思うこともあるでしょう。ですが、上司に「今日のお話、非常に感心いたしました」というのは、目上の人間である上司に対して失礼です。このようなときは、「感銘を受ける」の出番です。「今日の上司のお話に、非常に感銘を受けました」と言えば失礼にあたりません。
「感銘に見舞われる」という使い方もする
「感銘」にはなんと、悲しい感情を表現する言い方もあるのです。その使い方は「感銘に見舞われる」です。「見舞われる」は「望んでいなかったもの、好ましくないものに遭遇する」という意味を持ちます。少し難しいのですが、「悲しい感銘に見舞われる」とすると「感動的ではあるが非常に悲しいものに遭遇する」のような意味を示すのです。めったに使うことはないと思いますが、頭の片隅に入れておいてください。
まとめ
「感銘を受ける」の意味と正しい使い方について見てきました。「感銘を受ける」の意味と使い方を、ご理解いただけましたか。「感銘を受ける」は良い言葉ですが、だからといってたくさん使うと、なんだか胡散臭い雰囲気になってしまいます。日常的に使うのではなく、ここぞという時に使いましょう。「感銘を受ける」をさりげなく使えれば、デキるビジネスパーソンとして周囲から一目置かれるかもしれません。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません