国民健康保険を滞納した際に発生する問題と対処法

2016年11月29日2020年3月31日国民健康保険

社会保険などに加入していれば国民健康保険を支払う必要はない

会社などで働いている人は社会保険、市役所などで働いている公務員は共済組合、など職業に応じてそれぞれの保険に加入しています。これらの保険に加入していない場合、国民健康保険に加入しなければなりません。共通する点としては滞納だけは避けましょう。基本的に給与から自動的に引き落とされるので、社会保険と共済組合の滞納はないに等しいのがメリットです。

国民健康保険を滞納し続けると催促の連絡が来る

国民健康保険を滞納し続けると、まず催促の連絡が来ます。それで納付が確認されなかった場合、短期被保険者証が発行され手渡されます。国民健康保険と違って有効期限があるので注意してください。滞納する前に国民健康保険の納付を最優先しましょう。自分が病気になったらと想定し、危機感を持つのが大事です。短期被保険者証が手渡されても納付がない場合は資格証明書が渡され、それでも納付がなかったら、財産差押えによる行政執行が下されます。

医療費を全額負担しなければいけなくなる

通常、国民健康保険は医療費の負担を3割に抑えられます。しかし、資格証明書は医療費を全額負担しなければなりません。医療費は高額ですので、全額負担となると支払いは困難でしょう。税金の滞納が避けられない場合、国民健康保険の支払いが最優先です。自分の体が大事ですので、国民健康保険に気を使わなければなりません。医療に関わる税金というのは、最優先に支払わなければならないのです。

滞納してしまった場合は通知書を持って市役所に相談しに行くべき

国民健康保険のシステム上、所得に応じて金額が変わります。所得によって、安くなれば高くなるケースもあります。よほどの理由がない限り、滞納の確立は低いでしょう。それでも滞納してしまった場合、通知書を持って市役所に相談しましょう。そのためにはまず支払う意思を示さなければなりません。そうすれば、親身に対応してくれます。

分割払いや減免措置などの対応をしてくれる可能性がある

滞納した際に市役所などに相談すれば、各自治体によって分割払いや減免措置などを対応してくれます。病院にかかった際の負担が重くなってしまうので、国民健康保険の支払いは絶対です。所得に応じて金額が変動するため滞納の確立は低いですが、それでも滞納する人はいます。国民健康保険を利用する以上、計画性を持って支払い続けなければなりません。

国民健康保険の支払いを忘れないように口座引き落としにしておく

人間ですので支払い忘れというのがあります。それを避けるため、口座引き落としかクレジットカードの支払いを選択すると良いでしょう。特に口座引き落としができるように、事前に通帳に入金しなければなりません。滞納は絶対に避けてください。国民健康保険のであるならなおさらです。国民健康保険の滞納は、病院にかかるときに負担が重くのしかかります。

国民健康保険を滞納した場合は医療費を全額負担しなければならなくなるので市役所に相談するなどして対処すべき

国民健康保険を滞納した際に発生する問題と対処法について見ていきました。税金の中で滞納してはならないのが国民健康保険です。病院にかかるときの負担が大きくなるので、滞納は絶対に避けなければなりません。避けられないときは市役所などに相談するのが一番です。国民健康保険は所得に応じて金額がかわるので、支払いの負担は少ないのですが、前年度の所得によっては負担が重くなるケースがあります。税金の滞納を避けるために、計画性を持って支払うようにしましょう。