転職して失敗する人に共通する特徴4つと成功に必要なこと

2017年2月21日2020年3月31日キャリアビジョン

転職に失敗するとジョブホッパーになる可能性がある

転職をする理由は人それぞれです。キャリアアップする人がいる一方で、何度も転職をくり返すという意味のジョブホッパーになってしまう人がいるというのも事実です。転職をして失敗する人の特徴を紹介します。心当たりがある方は、参考にしてみてくださいね。

本当に転職が必要なのかを考えることが大切

他にも働き盛りの年齢である人、家族がいる人も転職をする前に、本当に転職する必要があるか考えた方が良いでしょう。転職をすることは、今の職場を続けるよりも体力も気力も要します。35歳を過ぎると、急激な職場環境の変化にストレスを感じるようになるので注意しましょう。特に家族がいる場合は自分だけの問題ではありません。

---

転職の失敗は怖い！応募前に知るべき成功7ヵ条【完全版】 せっかく転職したのに失敗してしまい再転職、なんてことにならないよう、考えておいてほしいことをご紹介します。 ≫詳細はこちら

転職に失敗する人の特徴①：他人に左右される

旧友と飲み会で活躍を耳にし、自分も活躍したいと勢いだけで転職を決意するタイプは注意が必要です。また若い女性に多くいる「3年目だから転職する」という発想も危険です。特に周りの転職を聞いて自分も同じように転職しなくてはいけないという思いに駆り立てられる人がいます。こういった理由の転職は失敗する人の特徴です。自分で決めているようで他人の意見に左右されています。転職の動機があいまいな人は転職後「こんなはずでは」と後悔してしまいます。

自分自身のキャリアプランを明確にする必要がある

定年までの長い間、どういった仕事をしたいか明確なプランが立てられない人は要注意です。そういった人の特徴は給与や福利厚生が目的の人、転職先で給料が上がると思っている人です。転職後も仕事に見合った給与でないと思うと、また転職する可能性があります。3年、5年とキャリアプランを描けているか、また年収は下がっても具体的にどんな仕事をしたいかどういった経験がしたいかという意思がないと、仕事で失敗を招く可能性があります。

転職に失敗する人の特徴②：理由がネガティブ

今の会社ではやりがいを感じられない、このままでは何のスキルも身につかないというようなネガティブな理由で転職する人は、転職後も同じような不満を抱きやすく失敗する特徴があります。今の会社で改善できないかを考えてからでも転職は遅くありません。また、人間関係が上手くいかない人も気を付けましょう。コミュニケーションがうまく取れない場合、転職先でも同じような思いをする可能性があります。コミュニケーション能力を身に着ける事も必要です。

転職にはリスクがあり改善されるかは分からない

転職はリスクがゼロという事はありまあせん。それどころか、大きなリスクを抱える可能性も大きいのです。そのため、今の会社に留まる方が結果として良い判断という場合も多いでしょう。今の会社の給料は良くもないが悪くもない人、大手の会社で働いている人、今の会社がなんとなく合わない気がしている人など、今の職場に大きな不満を抱いていないなら、そのまま働いたほうが無難でしょう。転職後は必ず良い展開が待っているわけではありません。

転職に失敗する人の特徴③：問題解決を放棄する

仕事をしていると、難しい課題やトラブルに巻き込まれることもあります。それを対処できずに会社を辞めて転職を選択する人は、転職後にも問題が起きるとやめてしまいジョブホッパーになりかねません。不満を抱きやすい人の特徴は、前の会社とすぐに比べるので転職後にも周囲とのトラブルを招きやすい人です。またトラブルを避けるというのは、経験を積めないので、同じような失敗を招きやすい人です。転職に失敗しないためにも、問題の解決する道を探るようにした方が良いでしょう。

転職に失敗する人の特徴④：柔軟性が足りない

数年以内で仕事を辞めて転職する人の特徴は、新しい環境に柔軟に対処できない事です。郷に入っては郷に従えと言いますが、新しい会社のやり方に同化しようとしない姿勢でいると、いずれは会社と合わないと感じてまた転職するようになります。また、自分の仕事のやり方を頑なに変えない人も、失敗が考えられる柔軟性のない人の特徴です。前の職場の仕事のやり方にこだわり、周囲と不和になりかねません。

転職に失敗する人の特徴に当てはまる場合は明確なキャリアビジョンと具体的なプランを立てることが重要

いかがでしたか。転職に失敗する人に共通する特徴をみてきました。転職で成功するためには、「本当に自分がやりたいことがあり具体的なプランを立てられること」が必要です。転職に失敗しないためにも、特徴を押させて冷静になりましょう。まずは誰かに相談することや、今の職場を続けるために自分を変えることから始めてみてはいかがでしょうか。