美容師の仕事の魅力・やりがいと気になる将来性

2017年6月30日2020年3月31日美容師

美容師という仕事がもつ魅力とは

美容師として働く魅力は様々ですが、多くの美容師さんが感じているやりがいのある魅力は、「お客さんから直接感謝される」という点のようです。

自分の仕事で相手から建前ではなく、本当の意味で「ありがとう」と言われて笑顔をもらえた瞬間に、大変なことや疲れを忘れられ、美容師になってよかった、と思えるのが美容師のやりがいであり魅力です。

また、ハード面では来客した人が快適に過ごせる空間を維持しているため、夏は涼しく冬は暖かい環境で仕事ができるというのもやりがいのある魅力の1つと言えるでしょう。その他にも、仕事として大変危険がないというのも美容師が魅力として感じているようです。

自分だけのサービスを形にできるのが魅力

美容師という仕事の最大の魅力でありやりがいというのは、自分だけのサービスを形にできるという点です。カットなどの技術を駆使した結果、「友人や会社の同僚から髪型を褒められた」といったような話を聞くと、自分の成果を実感できるというのが大きな魅力でありやりがいのある楽しい部分のようです。

美容師は相手の要望を聞きながら、最も美しいと見えるデザインを自分の手で作る、アーティストとしての仕事に大変やりがいや魅力を感じているのです。

美容師のやりがいは自分の技術がリピーターに繋がること

美容師のやりがいは、魅力と通じる部分がありますが、自分の技術を直接喜んでもらえる点です。そして、次の来店に繋がったときは、大変やりがいを感じるという美容師が多いのです。自分が作った作品を気に入ってもらえて、その髪型で日々暮らしてもらえるのが楽しいと感じる人が多く、それが美容師のやりがいであり更なる技術向上のモチベーションにも繋がるのです。

また、大変な道のりですが美容師という一生ものの技術が手に入り、大変ではありますが、自分の努力次第で独立という将来性まで描けるのは、美容師のやりがいやモチベーションといえます。

会得すべき技術に終わりがないのもやりがい

お客さんに合ったスタイルを見つける方法に正解はありません。つまり、美容師として会得すべき技術に終わりはないといえます。また、カットやシャンプーといった技術力の他にも、ヘアケアまで美容師が大変勉強すべきことは多岐に渡ります。

大変な作業ですが、どんどんと成長する自分を感じられ、楽しいと感じられるはずですし、常に向上心を持てる大変やりがいある職業といえます。

美容師の将来性とは

美容師の将来性という点では、ほとんどの人が目指すゴールは「独立」でしょう。アシスタントからスタートして、毎日夜遅くまで働いてスタイリストになり技術を磨く。その努力の結果として自分の店を持ちたいと思い、働く人も少なくありません。

とはいえ、美容師という職業自体の人気が大変高まり、美容師の数が増加している上、多くの人が独立という将来性を描いているということからも、実際に独立できるケースは少ないといえます。

美容師が自分のイメージする将来性にたどり着くには、大変な競争を勝ち抜く精神力と、人一倍の努力が必要だといえるのです。

ゴールが狭く競争激化もあり、将来性に不安を抱える人は多い

昨今は美容室の数自体が大変増えてきており、美容室同士の競合や安売り店との価格競争が激しくなり、やりがいはあっても独立というゴールに向けたイメージを描けず、将来性に不安を抱える人が多いのは事実のようです。

また、拘束時間が大変長く体力勝負になるので、年齢を重ねるごとに将来性への不安が増す人がいて、給与面や福利厚生の悪さもあり、美容師の離職率が高まっていると言われています。

社会的地位と、他業界への転職の難しさから20代のうちに将来性に不安を覚えて、やりがいはあっても美容師から違う道へと進む人も多いのです。

美容師のやりがいは人のありがとうに繋がること！ ただし将来性には不安がある

美容師という職業は、楽しい・華やか、そんなイメージと裏腹に大変な仕事だといえます。しかし、美容師という仕事だけが持つやりがいはあり、努力次第で自分の人生を切り開けるという魅力ややりがいも持っています。

とはいえ、将来性の面では長年業界が抱える問題として給与面や拘束時間といった問題があり、未だに解決するには至っていないのが現状のようです。

自分はそんな大変な環境でも本当に頑張り通せる精神力があるのか、やりがいや目的を持ち続けられるかは、美容師を目指す上でしっかりと考えた方が良いかもしれません。

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