美容師が独立するにあたって知っておきたい必要な準備5つ~長く運営していく上で大切なポイント~
美容師が独立するのに必要な準備
美容師が独立するためには、ありとあらゆる準備が必要です。独立までにすべき準備を、一覧でご紹介します。
・資金調達
・物件の決定
・内装のデザイン決定
・保健所での手続き
・広告作成
では、以下で詳しく見ていきましょう。
準備①:資金調達
美容師として独立するにあたっては、資金もそれなりに必要になってきます。美容師として独立するとなると、相当な金額がかかるため助成金や融資などを受けるとよいでしょう。助成金は毎年少しずつ違いますので、自治体のHPなどをみてみてください。融資に関しては、前年の実績などから信用性を見極める銀行からは受けられる可能性が低いため、公的機関を利用するようにしましょう。日本政策金融公庫なら、過去の実績がなくても比較的融資を受けやすいといえます。金利も低く借入期間も長いため、便利だといえるでしょう。
準備②:物件の決定
物件の決定が、独立後の運営を左右するといっても過言ではありません。場所によっては、前の店舗でのお得意様が来て下さるかもしれませんし、そうではないかもしれないからです。したがって、サロンの展開場所は非常に重要といえます。前の店舗のお客様に多く来ていただきたいなら、前のサロンの近くになるでしょう。ただ、ライバルになってしまわないよう、近すぎるのはNGです。第一にお客様が来やすい立地を選びましょう。また、物件はネットで決めるより自分で見て決めた方がよいので、時間を見つけて出向くようにしてくださいね。
準備③:内装のデザイン決定
内装のデザインも、たくさんのお客様に来てもらうためには、非常に重要なポイントになってきます。資金との兼ね合いはあるかもしれませんが、美容師として長く運営するためにも、妥協はなるべくせず自分の納得のいくデザインにしてください。
準備④:保健所での手続き
独立する際に忘れてはならないのが、保健所での手続きです。保健所では、開業の許可基準というものがありますので、内装デザインを決定する際は業者の方と慎重に相談しましょう。保健所での申請は、オープン10日前までにおこなうようにしてください。
準備⑤:広告
独立することを知ってもらうために、広告の準備も必要です。広告の方法としては、SNSやチラシ、ホームページ作成などがあります。できるだけ多くの媒体を使って独立開業をお知らせし、開業後に来店特典などをつけておくと、さらに集客効果が見込めるかもしれません。ホームページ作成はお金がかかりますが、リピーターを作りお店のことを知ってもらうためにも必要な資金だと思って、開業時に作っておくのがおすすめです。
独立後に運営していく上でのポイント
独立後の運営を長く続けるためには、当然お店を売り込む力は必要です。そのために、美容室のホームページやチラシなどが大切になります。そして何より、信頼されるためには技術やサービスの質も重要です。どれだけきれいなサロンができても、サービスや技術がイマイチならリピーターはつきません。お客様を第一に考えたサービスを提供していけるよう、最善をつくしましょう。
また、お客様のご要望に応えていくのも大切だといえるでしょう。開業後にアンケートなどをとり、内容に合わせてサロンの雰囲気やサービスの内容などを変えてみるのもおすすめです。
美容師が独立するには入念な準備が必要!開業後は信頼されるサービスの提供を心がけよう
いかがでしたか?美容師が独立する際に必要な準備5つと、開業後に長く運営していくためのポイントについて見てきました。美容師として独立するには、相当な準備が必要ですし、資金も莫大なものになっています。助成金や融資などは、専門家と相談しながら受けるようにするとよいでしょう。また、開業後はお客様に信頼されるサービスが提供できるよう、それまでの経験と技術にさらに磨きをかけていってくださいね。
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