セミナー講師として冒頭の挨拶で述べるべき内容
セミナーの冒頭挨拶で説明すべき事とは?
セミナー講師として冒頭で挨拶する際は、どのような内容で行えば良いのでしょうか?もちろん、セミナーの内容次第ではありますが基本的に述べるべき内容の大筋はどのような場合でもさほど変わりません。
まずは「そもそも何のためにセミナーを行うのか」目的を話す
参加者は、今回のセミナーの目的を知ったうえで来ているはずです。しかし、何となく知っているだけで、詳しいことはわからないという人もいるかもしれません。そこで、全員で認識を共有するためにも、今回のセミナーはそもそも何のために行うのかを、挨拶の段階で改めて確認しておきましょう。
例えば、人事コンサルタントがセミナーを開く場合、「このセミナーの目的は、人事制度の見直しの方法を知って頂くことです」などとポイントを明示しましょう。
どのような流れのセミナーなのかも説明しよう
また、全体像を知ってもらうためにも、挨拶の中でどのような流れのセミナーなのかを明らかにしておくべきです。
先程の例で言えば、「多くの企業の人事制度の現状、その問題点、原因、見直しの方法、当社でどう対応できるか」などの流れを述べるとよいでしょう。
セミナー挨拶では会社概要とサービスについても説明しよう
講師がセミナー冒頭で挨拶するうえでは、自社の概要とサービスも内容として紹介しておきましょう。どのような会社なのか、いかなるサービスを提供しているのかを、簡単に伝えることによって参加者の意識をこちらに傾けるのです。
経営方針などで自社アピールを!
仮に自分の所属する会社が、世間的に知られた有名企業なら、改めて会社概要を説明するまでもありません。しかし、設立間もないベンチャー企業など、いいサービスは提供していても知名度が足りないケースもあります。
また、セミナーは自社をアピールする機会でもあります。そこで、冒頭の挨拶で、自社がどのような会社なのか業種や規模、業歴や経営方針などを端的に述べておきましょう。
具体的なサービスを例を紹介すると良い
もちろん参加者としては、何をやっている会社なのかが特に気になるはずです。そこで、セミナーの挨拶でも、自社がどんなサービスを提供しているのかを伝えましょう。
前述の例で言えば、会社概要紹介の後で「当社は採用から人事制度導入、雇用調整に至るまで、人事関連の様々な問題の解決を支援させて頂いております」などと示すと良いですね。
講師自身のプロフィールと実績も伝えるのが効果的!
セミナー冒頭の挨拶の内容として、会社のことだけでなく講師である自分自身のプロフィール(自己紹介)と実績も紹介すると効果的です。これまでの経験に加え、仕事で残してきた結果も、自然なニュアンスで伝えましょう。
自分自身のこれまでの経験を嫌味なく伝える
セミナーの講師をするくらいになると、社会人になって10年から20年のキャリアがある場合が多いでしょう。そうすると、セミナーのテーマに関わる経験も豊富にありますよね。そうした講師自身の経験を、自己紹介として嫌味にならない程度伝えましょう。
例えば、「これまで事業会社の人事部で10年、人事コンサルタントとして10年仕事をし、社内外から人事問題解決に取り組んで参りました」というような、軽い自己紹介がよいでしょう。
講師が仕事で残してきた結果をさりげなく伝えて言葉に説得力をだす!
ただ、経験があっても結果を残していなければ、言葉に説得力は出て来ません。そこで、講師がセミナーのテーマに関する「仕事で残してきた結果」も、挨拶程度にさり気なくアピールしましょう。
例えば、「現在の人事コンサルタントの仕事で、人事制度の見直しには300件ほど携わり、その後顧問契約で継続させて頂いている所も多々あります」などという具合です。
セミナー冒頭に講師が挨拶で話すべき内容は本日の流れや会社の概要・自己紹介を簡潔に!
セミナー講師として、冒頭で行う挨拶の内容をご紹介しました。今回のセミナーは何のためにどういう流れで行うか、当社がどういう会社でいかなるサービスを提供しているか、講師の自分はどんな仕事でどういう結果を残してきたかを挨拶で述べましょう。
ただ、こうした自己紹介などの前置きが長引くと、参加者は「早く本題に入ってくれ」と苛立ちますので、ポイントのみ簡潔に示す程度にしましょう。あくまで「挨拶」であり、その後の本題が重要である、ということを忘れないことが大切です。
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