喪中期間の飲み会はNG?喪に服すときの一般マナー

2016年12月7日冠婚葬祭, 飲み会

喪中の時は飲み会などの社交の場には出ないというマナーもある

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近しい人が亡くなったときは「喪中」や「忌中」といって、一定期間、喪に服す為に神事や祝い事の場に出るのを控える習慣があります。喪中には祭りや初詣、あるいは結婚式や飲み会などの社交の場には出ない方がいいと昔から言われています。

現在は従来通りの喪中期間を過ごしている人はほとんどいない

喪中の期間は、故人との関係によって決まります。たとえば、亡くなったのが父母の場合、忌中は50日(49日)、喪中期間は13か月ですが、祖父母の場合は、忌中日数は30日、喪中期間は父方で150日、母方で90日です。

ただし、現在では、従来の喪中・忌中期間を過ごしている人はほとんどいません。特に会社や学校関係では、初七日や四十九日が明けると、喪中を解くのが一般的です。

喪中・忌中期間の飲み会は参加していいの?

喪に服す時は、神事や祝い事の開催、参加を控えます。このときの神事・祝い事とは、初詣など神社への参拝、結婚式や新年会の開催、出席などです。また、年末年始の挨拶(年賀状含む)や、正月飾りも控えます。

では、飲み会はどうすれば良いのでしょうか?喪中・忌中の飲み会参加についての、一般認識を紹介したいと思います。

喪中期間の習慣は守るが会社の飲み会などは従来通り行うのが一般認識

地方によっては、喪中・忌中期間は「お酒は飲まない、肉・魚は食べない」などの昔の習慣が残っているところもあります。このような地方では、飲み会への参加も控えた方が良いです。

ただ、上記した通りに喪中期間は、最近短く設定する事が多いです。年末年始の挨拶や正月飾りの取りやめなど、一般的に浸透している喪中・忌中期間の習慣は守る一方、会社の飲み会などプライベートでない付き合いについては、従来通り行うのが普通です。

喪中期間の「四十九日」に対する認識について

喪中期間が短くなったからといって「初七日」も迎えないうちから飲み会や新年会に参加するのは考えものです。現在は、故人との関係に関わりなく、喪に服すのは忌中期間である「四十九日まで」とするのが一般的です。

そのため、忌中である「四十九日」を迎えるまでは、飲み会や旅行、新年会などへは参加しないようにしましょう。「四十九日もまだですから」と言えば、会社の飲み会を断っても、周囲の理解を得られるはずです。

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初詣やお祭りなどは忌中の「四十九日」を過ぎても参加しないのが礼儀

忌中の「四十九日」を明けたら、通常の生活に戻りましょう。ただし、初詣やお祭りへの参加などは、従来の喪に服す喪中期間を過ごすまでは、行わないのが礼儀です。神事への参加については、飲み会などとはまた違った判断をされるので、注意しましょう。

喪中でも会社の飲み会は参加しても良いが忌中を過ぎた「四十九日」以降にしよう!!

喪中・忌中期間に控えるべき事については、地域や個人によって、考え方が違います。自分に明確な考えや判断基準がある方は、それに従って喪中期間を過ごしましょう。「喪中とはいえ、何をしたらいけないのかわからない」という方は、上記を参考にして、喪に服す喪中・忌中期間を過ごしてみましょう。

最近の会社では、たとえ近しい人の死だとしても、プライベートの事情を会社や仕事に持ち込まないのがマナー、礼儀となっているという認識を持っておくと良いでしょう。

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2016年12月7日ビジネス

Posted by BiZPARK