喪中時における年末年始の適切な挨拶とその例
喪中は身内などの不幸で喪に服している期間
喪中とは文字どおり、身内の不幸などで「喪に服している期間」をさします。仏教では、四十九日を過ぎると忌明けとされますが、喪中の期間は地域にもよるかもしれません。一般的に、亡くなったのがあなたの父母、夫、妻、義父母などでは12ケ月-13ケ月くらいです。
親族が亡くなった場合は年末年始の挨拶を控える
親しい人が亡くなった場合は、上記で述べたように喪に服すことになるので、年末年始の挨拶をひかえることになります。これは、「親しい人が亡くなったので、年末年始が来ることを喜べません」という気持ちを示すためです。
喪中のときの年末年始の挨拶は地域によって違う
喪中のときの年末年始の挨拶についてみていますが、地域などによってはたとえこのような服喪期間が明けていたとしても新年をおめでたいものとして祝うことを慎む習慣などもありますので注意が必要です。前年に身内に不幸があった場合には、年賀状など、年末年始の挨拶は差し控えることが多いです。ただ、仕事関係や会社関係は年始の挨拶の形として出すこともあります。
喪中はがきを利用して年末年始の挨拶をする
さて、喪中のときの年末年始の挨拶ですが、年賀状などが出せないので喪中の時は、喪中はがきを出しておくとよいでしょう。喪中はがきの内容は、身内が亡くなったときに、翌年は新年を祝うことはできずに喪に服しているむねの挨拶を書きます。喪中はがきは、喪中はがきとだけではなく、年賀状の欠礼などと呼ぶこともあります。
喪中の際は相手が年賀はがきを書く前に挨拶をする
喪中のときの年末年始の挨拶ですが、喪中はがきでよくあるかと思いますが、年賀状をせっかく書いたのに喪中はがきが来て出せなくなったなどもありますので、12月中に亡くなったのでなければ、相手が年賀状を書きはじめる時期に間に合うよう、11月中にはきちんと用意をし、できれば11月中、遅くても12月初旬までには届くようにしましょう。
喪中時における年末年始の挨拶の例
喪中の際の年末年始の挨拶の例としては、下記になります。
「喪中につき年末年始の
ご挨拶をご遠慮申し上げます
今年中賜りましたご厚情を深謝致しますと共に
明年も変らぬご交誼のほどお願い申し上げます
寒さ厳しい折柄皆様のご健勝をお祈り申し上げます
平成◯◯年◯◯月
○○○○」
となります。上記の例を使って自分なりの挨拶を考えてみましょう。
喪中時の年末年始の挨拶はその主旨を書いた手紙を11月中に送る
喪中のときの年末年始の挨拶はその旨を書いた手紙を、相手が年賀状を書く前に送るのがマナーです。そのため、11月中もしくは、12月の初旬までに相手側に届いていることが必要です。地域によっても喪中期間や年末の挨拶への考え方が違いますので、注意することが重要です。
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