異業界・異業種に転職できる「職務経歴書」の書き方テク
履歴書と職務経歴書の違いとは?
転職活動では、履歴書だけでなく職務経歴書が必要になります。履歴書と職務経歴書の違いとは何でしょうか?また、職務経歴書にはどのようなことを書くのでしょうか?
履歴書:自分の今までの概要を記載した書類
履歴書とは、自分がこれまでしてきたことの概要です。人生をドラマとして例えるのならば、そのドラマのあらすじが履歴書になる訳です。ただ、あらすじだけでは、詳しい内容はわかりません。
職務経歴書:履歴書の内容を詳しく記載した書類
履歴書の内容を詳しく記載した書類が、職務経歴書です。職務経歴書は、これまでどのような仕事をして、仕事を通してどのようなスキルを身につけたかなどを記載します。
企業は履歴書と職務経歴書を見て、自社が求めているスキルがあるか、これまでの経験を活かすことができるかを判断しているのです。今回は職務経歴書の書き方をご紹介します。まずは、書き方のポイントを見ていきましょう。
職務経歴書の書き方のポイントとは?
職務経歴書を作成する時のポイントについて説明しましょう。職務経歴書を書くことは難しくありません。要点をおさえれば、誰でも効果的な職務経歴書を書くことができます。
A4用紙1~2枚程度に簡潔にまとめる
異業種や異業界への転職は簡単ではありません。だからこそ、職務経歴書でいかに自分をプレゼンする書き方ができるかが大切なのです。まず基本的には、A4用紙1~2枚にまとめます。読みやすさを重視し、簡潔にまとめることを意識してください。
ビジネスシーンでは、相手が読みやすい書類を作ることが基本的なマナーです。長々と書きすぎず、要点をまとめた読みやすい職務経歴書を作成しましょう。
効果的な職務経歴書のためには「プレゼン能力」も必要
職務経歴書に決まった書式はありません。書き方をどのように工夫して、いかに自身の経歴やスキルを売り込むかが重要です。つまり、職務経歴書の効果的な書き方には、プレゼン能力も必要なのです。
企業は、職務経歴書から、プレゼン能力の有無も判断しています。自身の強みを把握しているか、そしてその強みを効果的に売り込めているか。職務経歴書で自身の強みを効果的に売り込める人ほど、プレゼン能力が高いと企業は評価しているのです。
異業種・異業界に転職する時の職務経歴書の書き方とは?
異業種、異業界に転職する時の職務経歴書の書き方について説明します。
同じ業種や業界に転職するなら、上述したように、これまでの仕事内容や身につけたスキルを職務経歴書で宣伝することができます。
しかし、未経験の業種や業界に転職する場合は、それらを職務経歴書に書くだけでは不採用になります。
積んできたキャリアと志望する職業の接点を探す
異業種や異業界へ転職したいなら、職務経歴書の書き方に注意しましょう。志望する異業種や異業界の研究を行い、これまで積んできたキャリアと志望する職業との接点を探し出し、職務経歴書に記載しましょう。異業種、異業界だけれども、活かせるスキルがあると宣伝するのです。
接点が見つからないなら、交渉力やコミュニケーション能力など、どの業界でも通用する経験やスキルを職務経歴書に記載してください。
自分は企業のニーズに合致する人材だと宣伝する
職務経歴書では、自分は企業の求めるニーズに合人材だと宣伝することも大切です。
たとえ異業種、異業界への転職だとしても、志望する企業の求めるニーズに合致すること、それを裏付ける経験を職務経歴書で売り込むことが重要です。
大切なのは、職務経歴書で自分を売り込むこと。異業種、異業界への転職は、未経験だからといって諦めるのではなく、どうしたら採用されるのか研究しましょう。
異業界・異業種に転職する時は「接点」を探し出し職務経歴書でアピールする
今回は、異業種や異業界へ挑戦するときの職務経歴書の書き方に関して紹介しました。異業種や異業界に転職するための職務経歴書を書くときは、これまで積んできたキャリアと志望する企業の接点を探しましょう。
そして「異業種や異業からの転職だけれど、このスキルを活かすことができる」と宣伝してください。さらに、志望する企業のニーズを調べ、そのニーズに合致することを職務経歴書で売り込む書き方も効果があります。異業種、異業界に転職する時の職務経歴書の書き方を学び、転職を成功させましょう。
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