履歴書で職歴詐称にならない為に気を付けるポイント

2019年8月7日履歴書, 転職

履歴書の職歴で求められる正確さとは

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職歴に詐称はいけないというのは、誰でも知っている常識です。ですが、短期で転職を繰り返し、単発や日雇いのような形で働いていた場合、それらを全部書くと履歴書が何枚も必要になることもあります。これを全部書けないのは、なんとなくわかるかと思います。では、これらを書かないことは職歴の詐称になるのでしょうか?

履歴書の職歴は不利なことを必ず書く必要はない

結論から言えば、職歴は書いてあるものは期間や会社、正社員やアルバイト等正確になるよう心がけます。ですが、完全に正確である必要はありません。例えば、例にした短期間や単発のものをつなぎで繰り返した場合は、職歴の部分を空白にしておくしかありません。ただ、職務経歴書や面接の際に口頭で、その間の事情や仕事内容をしっかり伝えることできれば空白の問題点は薄らぐはずです。その間を空白期間にしておいた方が、心象が良い場合があります。

履歴書の職歴における空白期間や複数の経歴の場合とは

長期間だけど、一日当たりは短い時間のアルバイトだったり、起業しようとしたけどうまくいかず、お金はほとんど稼げないしもらっていないから無職と同じ生活を送っていたような場合はどうすれば良いのでしょうか。一時期に複数社勤めていた場合は、両方書く必要があるのでしょうか。職歴に書くのか、その間が空白になるのか、両方書くのか。それらを職歴にどう書くのかは、難しくて色々迷うかと思います。ですが、できれば仕事の空白期間を作らないのは大事になります、これらを書くと職歴詐称にならないのでしょうか?

整理や分類は必要だが働いているものは全て職歴になる

長期のアルバイトが短時間であっても、職歴に書くことはできます。起業している間は報酬関係なく、働いていたことが職歴です。複数勤めている時は、メインの一個だけ書いておいて問題ありません。もちろんアルバイトや起業の失敗は、それらを正社員と書くと詐称になります。ですがちゃんとアルバイト入社や自営と書けば、れっきとした職歴や実務経験となるのです。だから、無理をして背伸びして、職歴を詐称する必要は全くないのです。

職歴詐称の発覚は懲戒解雇になるリスクがある

採用前でも、採用後でもちょっとした会話や、知り合いつながりで職歴の詐称は発覚します。詐称したため実際の実務経験期間が短く、仕事ができない場合、職歴を疑問視されることがあります。また、日常の会話や、その後の何かの書類の提出時に、履歴書と不一致部分が発生し発覚することがあります。さらに、世間は広いようで狭いもの、地方だと特に知り合い同士がどこかでつながって、共通の知り合いとして話題に出てしまうこともあるでしょう。能力が高ければ、いくらかの職歴や経歴の不一致があっても問題視されない場合もあります。その人がいてくれた方が会社の利益になると判断される場合です。ですが、職歴の詐称が発覚すれば、懲戒解雇になる可能性もあることは踏まえておきましょう。

職歴の記憶に不安がある場合は履歴書の記載前に確認しよう

詐称ではないにしても、職歴が昔だと自分の記憶が少し曖昧になっていて不安になる場合があります。そういった時に確認できる可能性がある書類があります。前職の雇用保険者証では、前職での退職日を確認できます。年金手帳では就職して年金関連の手続きをする度に、記録されている場合があります。そういった書類で確認できるものはしておくと安心です。実際そういう書類を提出した際に履歴書との不一致がわかり、職歴の詐称が発覚することがあるのです。採用するかの選考の際、前職に問い合わせをする企業もあります。

履歴書では採用に不利な内容は未記載で良いが記載する際は詐称にならないように正確に職歴を書こう

履歴書の職歴が詐称にならないよう、色々気をつけるポイントをまとめてみました。転職の方には、色々参考にしていただけるかと思います。ただ、新卒の方には詐称なんて関係ないわと、思われる方もおられるかもしれません。ですが、職歴は一生ものです。そして、新卒での就職でしかつけられない職歴も多くあります。新卒の就職先で簡単に辞めてしまうと、職歴が短くなり次を見つけるのが困難となります。つなぎで短期のアルバイトをするしかなかったり、無職期間が長くなってしまうこともあります。そうなると、一発逆転で職歴の詐称を考えることになるのです。職歴詐称を考えないですむように、まとまった期間一つの仕事を続ける、履歴書に書ける仕事を選ぶ等、少し考えて動くようにしましょう。鶏と卵どっちが先かという話ですが、今の仕事を職歴として書くと先に意識することで、結果として転職の際履歴書をどう書くか悩まずにすむようになるのです。

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2019年8月7日転職

Posted by BiZPARK