【主任と係長の役割】管理職に大事な心構えとは

2016年11月29日管理職

主任と係長、それぞれの役割

Moon

会社など複数人の従業員が存在する組織に属する際、数年その職場で経験を積んだ者に対して組織は主任や係長などといった肩書をつけていきます。

これは会社内におけるいわゆる格付けです。肩書に関しては、賛否両論あり、この縦社会が嫌だから会社には属さず自分で起業すると言う人もいる位です。

主任の役割はチーム内をまとめること

それでは、主任の役割についてご紹介します。しっかりとおさえておきましょう。

主任の仕事は、目先の利益ではなく、長期的な視点で物事を見ること。まずはここからはじまります。仕事に対して問題や改善意識を持ち、現状を打破するところにあります。

そして、現状を打破するためにはチームをうまくまとめ、チーム全体で問題点であったり、改善にむけて行動しなければなりません。そのような理由もあり、チームをまとめるという主任の役割は大きな仕事ともいえます。

係長の仕事の役割は主に3つ

続いては係長の仕事の役割についてご紹介します。役割は下記の3つです。

1.現場の第一線のリーダーであり、部下を指揮し、目標を達成すること。

2.係長は、職務遂行(実務)に関する責任者です。現場でたとえ自分がミスを犯してなくとも、損失などが出れば、その現場での責任は係長の責任となります。

3.課長職などの上司と平社員とのパイプ役。

以上3つを係長の仕事の役割として紹介しましたが、求められる役割は、部署や企業によっても違いますし、部下がいるかいないかでも大きく異なる場合があります。しかし、一般的な企業での係長の仕事の役割は以上の3つですので、しっかりとおさえておきましょう。

管理職に必要なスキル

一般的に主任や係長といった管理職と呼ばれる人間は、ある程度の人格を身につけなければいけません。さらに一般常識や、教養など、最低限の振る舞いが求められます。

特に気をつけなければいけないのが、主任や係長に就任したときです。主任や係長は管理職でも1番下の位です。だからといって、平社員の時と同じような心がまえで仕事をしては絶対にいけません。

自分が就任している主任や係長といった管理職の立ち位置をしっかりと意識して、仕事に取り組まなければ、それ以上の昇格は見込めません。ですので、これから紹介する心がまえは非常に大切になってきます。

必要なマネジメントスキル

管理職に必要なマネジメントスキルをまとめてご紹介します。

◇テクニカルスキル

こちらは、業務遂行能力です。担当する業務を遂行する上で、必要な知識や技術を指します。

◇ヒューマンスキル

こちらは、対人関係能力のこと。仕事上の人間関係を構築するスキルで、人を観察したり分析をし、望ましい働きかけを選択・実行するスキルです。

◇コンセプチュアルスキル

こちらは、概念化能力です。仕事を取り巻く状況を構造的、概念的に捉え、取り組むべき課題の本質を見極めるスキルです。

以上の3つが、一般的に管理職に求められるスキルと言われています。

管理職に必要な心がまえ

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係長の仕事と主任の仕事について紹介してきました。主任・係長の仕事内容は違えど、管理職として持たなければいけない心がまえは同じです。

自社の業務内容をより把握する

社内の業務内容や仕事内容を再確認する主任や係長といった管理職に就いた場合は、自社で行っている仕事内容をより掘り下げて再確認しなければいけません。より仕事内容を深く学び、お客さんとの関係を意識したり、安全対策を考えなければいけない立場となります。

これは肩書きのない社員にはなかなかできません。人を管理するのは、現場を管理し、業務内容を管理し、さらにそれの責任を負うことです。近い未来、管理職に就任する方はこのことを意識して仕事に取り組みましょう。

まとめ

主任や係長といった管理職は社内における肩書的にはまだまだ下っ端ですが、この管理職の仕事をきっちりこなすことにより、会社でのステップアップは無限大の可能性を秘めています。

まだ主任だから…まだ係長だからと言って甘えた仕事をしていると、後輩社員にどんどん追い抜かれてしまいます。常に部下の動きに注意をして、トラブルが怒らないよ、仕事や現場、商談等を円滑に進めるのが管理職の役目なのです。

そして主任の仕事、係長の仕事内容は違いますが、管理職としての心がまえは同じですのでしっかりとおさえておいてくださいね。

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2016年11月29日ビジネス

Posted by BiZPARK