モラハラ気質の彼氏から復縁を要求された場合の対処法
そもそもモラハラとは何か
モラハラとはモラルハラスメントの略で、肉体的な暴力ではなく暴言や侮蔑的な言葉によって尊厳を傷つける、精神的な暴力的行為を意味する言葉です。身体的に傷つける行為を伴いませんが、精神的に深く傷つける言動を持って相手の尊厳を貶めし、自身やほこりを失わせる卑劣な行為です。モラハラは近年になってやっと認知されるようになってきた新しいハラスメントの一つです。モラハラに相当する行為は昔から存在していましたがあまり顧みられることなく、単にあたりの強い人、言葉のきつい人として扱われてきました。現在ではモラハラは立派なハラスメントとして認識されています。
職場でだけでなく彼氏から彼女に対するモラハラへ
そして職場だけでなく、恋人同士のモラハラや夫婦間のモラハラも大きな社会問題となっています。モラハラは課外側が相手を軽く見て行うことが多いため、たとえ別れたとしてもしつこく復縁を迫りがちであるという特徴を持ちます。自分が見下している相手から別れを告げられた現実を受け入れられず上から目線で復縁を迫る、そんな被害が後を絶ちません。
別れても終わらないモラハラ彼氏
モラハラで相手を傷つけるモラハラ彼氏は、女性を下に見ているからこそモラハラ的な言動を取っています。女性を軽んじバカにしている気持ちが根底にあるため、モラハラ行為に対して罪悪感やうしろめたさを持っていません。むしろ自分が何もできない彼女を教育してやっているんだといった、歪んだ意識を抱えていることが多く、ニンシキノズレがモラハラの解決を難しくする大きな要因となっています。
彼氏にモラハラをやめさせるのは困難
もし自分の彼氏にモラハラ気質を見つけた場合、矯正するのは非常に困難です。モラハラは価値観や意識の根底に根差すものであり、付け焼刃の教育ではモラハラに対する意識を変えることは不可能です。専門家の指導やカウンセリングなどを受けさせれば効果は期待できますが、モラハラを行う人間が素直に強制指導を受けるとは考えにくく、本人の協力なくして改善は不可能です。
モラハラ彼氏は別れても復縁を迫る
モラハラ彼氏はさっさと見限って別れてしまうのが一番ですが、別れてもまだ終わりではありません。見下していた相手が自分から離れていくということを受け入れられない彼氏は、必ずといっていいほど復縁を迫ってきます。最初は素直に受け入れたとしても時間が経つうちに自分の立場に気付かされ、あわてて復縁を迫ってくるものです。復縁要求を放置すると追いつめられた彼氏が強硬手段に出る可能性もあります。別れたからといって安心せず、復縁要求を防ぐための自己防衛の手段を講じてください。
モラハラ彼氏の復縁要求から逃れる方法
モラハラ彼氏はあの手この手で復縁を迫ってきます。断っても断っても、しつこく復縁を迫るタイプの彼氏の場合、問題がこじれると暴力的な手段に出る可能性があります。相手が追いつめられる前にきちんと手を打っておくことが大切です。モラハラ彼氏は復縁に関しても下手に出ることはほとんどありません。素直に謝るのではなくもう一度付き合ってやるという上から目線で言ってくることがほとんどです。少しでも優しさを見せるとつけいる隙を与えてしまいますから、相手の要求には一切耳を貸さず毅然とした態度で突っぱねましょう。電話は着信拒否して出ないのが賢明です。メールも着信拒否してもよいのですが、相手がしつこく迫ってきたという証拠を押さえておくとトラブルになった時役立ちます。専用フォルダを用意して受信メールは読まずに全て放り込んでおきましょう。
モラハラ彼氏から身の危険を感じたら
待ち伏せや付きまといがある場合、身の危険に発展する恐れがあります。一人で対処せずに親や信頼できる先輩などの力を借りましょう。モラハラ彼氏というものは往々にして自分より年上の人間や目上の存在に弱いものです。通勤や帰宅時に信頼できる人に付き添ってもらったり、間に入って話し合いを行ってください。相手の周囲を巻き込むのもよい方法です。モラハラ彼氏本人ではなく彼氏の親や兄弟、勤務先の上司などにしつこい復縁要請に迷惑していることを伝え辞めさせるよう協力してもらいましょう。社会的な包囲網を作ることでしつこい復縁要請を周囲に停めてもらうことができます。
モラハラ彼氏の復縁要求を軽く見ずにしっかりと対処すること
付き合う前はいい人でもいざ付き合ってみたらモラハラ彼氏に変貌する、そんなケースは少なくありません。人が変わったのではないかと思うほど言動が変わってしまい、別れた後もしつこい復縁要求に消耗させられてしまう可能性があります。相手の思いが強いほどモラハラもひどくなり、彼氏という立場に固執するようになります。しつこい復縁要求を避けるためにも、素早く行動し万全の態勢を整えて対処することが重要です。
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