遅刻の多い社員に対して反省させる方法
遅刻常習犯になった理由
遅刻の多い社員に対して正しい反省のさせ方を見ていく前になぜ遅刻常習犯になったか考えていきましょう。「夜更かしをして寝坊して遅刻」「交通機関が遅れて遅刻」など遅刻の理由はさまざまですが、 遅刻を繰り返す人たちはどういう理由で遅刻するのでしょうか?
自分を過信している
遅刻する人は自分を過信しており、何とかなるだろうと思っている人が多いようです。遅刻をするかもしれないと思っていないので、ギリギリ間に合うような行動をとっています。したがって、道が混んだり電車が遅れたりといった予想外の出来事に対応できないのです。また、遅刻をしても謝れば許してもらえると思っている場合もあるでしょう。相手は許してくれるだろうという甘えがあるので、遅刻をしないようにしようという心がけが足りなくなってしまいます。
時間ぎりぎりまでゆっくりする性格
遅刻の多い社員に多いのが、ゆったり屋さんです。
遅刻常習犯が遅刻をしてしまう理由はだいたい「寝坊」か「時間ぎりぎりまでゆっくりする」の2パターンです。時間ぎりぎりで大丈夫だろうが遅刻に繋がっています。
仕事に対する意識が低い
どうせ遅刻してもいいやという考えが遅刻常習犯にあります。つまり、仕事に対する意識が低く、責任感がありません。意識が低い場合は注意しても、注意されるのが嫌だから遅刻しないと思うか、注意が嫌だから退職するという形になるかもしれません。
遅刻が多い場合の反省のさせ方
遅刻常習犯になった理由を見ていきました。次はその遅刻常習犯に対して反省させる方法の実例です。何度注意されても繰り返される遅刻にはさまざまな罰が待っているようです。
遅刻を反省させる方法:給与を下げた
遅刻をしたことで、反省させるために給料を下げる場合があります。実際に、遅刻を理由に時給を下げられたという企業はあるようです。1分遅れても30分遅れても遅刻には変わりありません。しかし、一度遅刻しただけで一方的に賃金を減額するのは厳しいという意見もあります。場合によっては訴えられてしまう可能性もありますので、そういった決まりが就業規則にあるかどうかということも重要でしょう。
遅刻を反省させる方法:罰ゲームとしてトイレ掃除
遅刻を何度注意しても治らない社員に罰ゲームとしてトイレ掃除をさせました。文句は言ってましたが、黙々と掃除していましたよという実例があります。トイレ掃除は罰ゲームとして定番のような気がしますが、罰ゲームをパワハラと訴えられる場合があるのでやりすぎには注意しましょう。
遅刻常習犯に対する正しい反省のさせ方とは
遅刻の常習犯になる理由や遅刻の多い社員に与えた反省させる方法や罰ゲームを見てきました。しかし、いくら遅刻が多いとはいえ、社員をむやみに罰することはできません。では、法律の上ではどういう扱いになっているのでしょうか。遅刻常習犯に対する正しい罰則を見ていきましょう。
改善の見込みや周りの影響を鑑みて「懲戒解雇」
遅刻を注意してもなかなか改善がみられない場合は、懲戒解雇を検討することができます。しかし、解雇権の行使が濫用であると評価されないためには、慎重な対応が求められるでしょう。まず、遅刻が複数回に及んだ場合には、書面による注意をしておくことが必要です。過去に遅刻や無届欠勤を理由にした懲戒解雇が正当と認められた際には、上司が何度も注意や警告をしていたという点が決め手となりました。口頭での注意も大切ですが、相手に注意したという証拠が残らないので、事実を確認できるように書類などで事実を証明できることが大切です。
講習会などに参加させる
遅刻の理由に合ったように本人の意識を変える必要があります。罰ゲームではありませんが、遅刻常習犯を更正させるための講習会やセミナーに参加させましょう。懲戒免職や減俸は関係が悪化するより、遅刻常習犯を立ち直らせるようにしましょう。
遅刻の多い社員には反省させる方法として厳重に注意し更正セミナーに参加させよう
遅刻の多い社員といっても一社員、罰則や罰ゲームは与えたくありません。しかし、遅刻常習犯が治らない場合は、何かしらの手を打たなければなりません。一度や二度の遅刻ならば誰にでもあることですが、注意した上で何回も遅り繰り返されると、会社や同僚に迷惑をかけることになります。 まずは原因をはっきりとさせて、遅刻をしないようにしましょう。遅刻常習犯を更生させるセミナーへ参加させる方法がおすすめです。
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