転職時に雇用条件提示書で確認すべき内容【給与・労働条件】

2016年12月9日雇用条件通知書

給与や労働条件は書類で明示する必要がある

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会社側は、給与などの重要な項目を書類で明示する事が義務付けられています。給与や労働条件の重要ポイントが書いてある書類は、雇用条件提示書と言います。条件提示書とは、「雇用条件提示書」や「労働条件提示書」と呼ばれます。

他にも「労働条件通知書」や「雇用通知書」など、同じ内容が書かれている書類が数種類あります。もし転職先などからこのような書類が届いていないなら、会社に問い合わせてみましょう。

雇用条件提示書とは「この労働条件で雇います」と明記した書類

新卒採用や中途採用に限らず、会社が労働者を雇用する時には「労働条件の明示」が義務付けられています。簡単に言うと「あなたをこういう条件・給与で雇います」という内容を、事前にはっきりと伝える事です。

これは、「いざ働き始めたら思っていた給与と違う」「聞いていた労働内容も違う」ような問題を回避するためです。転職した際は、必ず書面で確認するようにしましょう。もし企業側に雇用条件提示書がないなら、安心して働ける会社とは言えません。

契約前の転職者は必ず雇用条件提示書に目を通す

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転職時の雇用条件提示書は、労働条件を契約前の労働者に目を通してもらうというものです。はっきりしない点などは人事担当者などに問い合わせてから、契約を結ぶようにしましょう。

また「雇用契約書」や「労働契約書」も、労働条件の明示をするという上で同じ役割を持っています。

雇用条件提示書に目を通して問題がなければ契約書にサイン

転職時の雇用契約書は、会社と労働者が契約を結ぶ時に使用します。まず労働条件を明示した書類を会社が労働者に渡します。労働者側はその内容をチェックして、問題がない場合はサインをして会社側に提出しましょう。

ただ事前に労働条件を明示し、それを確認してから契約するという点は同じです。なので、雇用条件提示書より雇用契約書が優れているなんて事はありません。

転職時に確認すべき雇用条件提示書の内容は↓

では、雇用条件提示書に書かれている労働条件とはどのような内容でしょうか。転職時の雇用条件提示書で確認すべき項目を紹介しますので、参考にしてください。

・労働契約の期間に関する内容

・就業の場所や業務に関する内容

・労働時間に関する内容

・給与の内容

・退職に関する内容

当たり前ですが、重要な事項ばかりが並んでいます。自分が思っていたのと違う条件提示がされていないか、きちんと確認をしましょう。特に給与条件は「面接時に聞いた内容と違う」となるケースが多いようです。必ず内容との相違がないか、書面で確認してください。

他にも「賞与」や「安全衛生面」などいろいろな条件がある

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書面で明示する義務があるのは、上記のような重要な事項だけです。しかし労使双方に誤解が生まれないよう、上記以外の事項についても書面で明記されている場合があります。

・賞与の内容

・労働者が負担する内容

・安全衛生面の内容

・職業訓練の内容

以上の事も確認するようにしましょう。求職票と違い、雇用条件提示書に書かれている条件提示は、法的な効力があります。確認し忘れたと、後で嘆いても後の祭りになりますので注意しましょう。

転職時には雇用条件提示書に給与&労働条件が明記されているか忘れず確認!

雇用条件提示書に明記されているか、確認すべき給与などの内容について紹介しました。労働条件提示書や労働条件通知書などは、労働基準法で決まっている会社側への「労働条件の明示の義務」を果たすための書類です。

雇用条件提示書などに書かれている労働条件は、入社後もずっとついて回る重要な事項ばかりです。 きちんと確認して納得してから契約をしましょう。今回紹介した確認すべき内容を参考にしてください。

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2016年12月9日転職

Posted by BiZPARK