接待を受けるときに気をつけるべきマナー
接待マナーとして、受ける側でも気を配る
接待マナーとして、受ける側でも気を配るのは当然のマナーです。接待する側は、今後も関係が続くよう、また相手に良い印象を持ってもらえるよう、
念入りに計画し、接待の場を設定してくるでしょう。それに対し、当然という横柄な態度で向かうことは良くありません。
挨拶は言うまでもありませんが、誘導されたら素早く従うなど、ビジネスパーソンとしてのマナーをしっかりと守って、恥ずかしくない行動を取るようにしましょう。
時間厳守は受ける側も当然守るべきマナーです
接待マナー以前ですが、時間厳守は受ける側も当然守るべきマナーです。
社会人の基本マナーである5分前行動。これはいかなる場面でも適用されます。接待を受ける際も例外ではありません。指定された時間の5分前が必須です。
ただし、あまり早すぎるのは、相手の準備が終わっていない可能性があります。
接待であっても言葉遣いにも注意するのがマナー
接待であっても言葉遣いにも注意するのがマナー。
接待を受ける側だからといって何を言ってもいいわけではありません。自分は会社の代表なんだという意識を持ちましょう。席に誘導されたら「失礼します」と会釈をしたり、丁寧語を使ったり、基本的なマナーは守りましょう。
接待を受ける側として食事のマナーにも気を付ける
当然ですが、食事のマナーにも注意が必要です。ねぶり箸やそら箸をしたり、食べ物を口に入れたまま話をしたり、音を立てて飲んだりしないといった食事での基本的なマナーは最低限のルールです。
このような最低限のマナーも守れないようでは、自身の品位を下げるだけでなく、会社の信頼性を損なう恐れも出てきます。
逆に、食事のマナーがしっかりしている人はそれだけで好感度がぐんとUPします。
飲食の追加注文はNGは、接待マナーでは基本中の基本
飲食の追加注文はNGは、接待マナーでは基本中の基本です。
相手は常にあなたに意識を向けています。飲み物や食べ物が少なくなってきたら、「何か注文しますか?」と声をかけてくるはずです。間違っても自分から追加注文をしてはいけません。
二次会の要求もやめましょう。相手側が支払うということを頭に入れておくべきです。
携帯電話は鞄の中へ
食事中、携帯電話の所在も意外と重要です。テーブルの上に置かないのは当然ですが、シャツのポケットに入れるのも良くありません。
マナーモードでも光の点滅は見えますから、相手もすぐに気が付き、「電話、大丈夫ですか?」などと気を使わせてしまいます。出る必要がなければ、鞄の中か、男性であればズボンのポケットに入れておくと良いでしょう。
接待もビジネスの場であることを忘れずに
飲み会の席とはいえ、接待も仕事のうちだということを忘れてはいけません。お酒も入り、接待されている状態にも酔って気持ち良くなると、口が軽くなったり、相手に無理なことを要求したりする人が出てきます。
「酔った勢いで」では許されません。会社の機密情報を漏らすなど言語道断です。そのため、仕事の話はしない方が無難です。節度ある対応で飲みすぎには十分注意しましょう。
お酒が弱い人は予め相手に伝えておくことをおすすめします。
二次会のお誘いがあった場合は、短時間でもいいので参加するのが接待マナー
接待する側から、帰るタイミングを切り出すのはなかなか難しいもの。そのため、そろそろいい時間で料理も出つくしたかなと思ったら、こちらから帰りの挨拶を切り出すようにしましょう。長くても3時間が目安。
二次会のお誘いがあった場合は、短時間でもいいので参加するようにしましょう。
接待後もマナーある対応を
接待を受けた翌日、まずは上司への報告を行います。接待の内容を簡潔に伝えましょう。
また、相手への御礼を忘れてはいけません。御礼の仕方は相手との関係性にもよると思いますので、電話がいいのか、礼状を出すべきか上司に確認することが必要です。
接待を受けるときに気をつけるべきマナーを知っておくの当然!!
今回は、接待を受けるときに気をつけるべきマナーについて紹介しましたが、参考になりましたか!?
接待されるというのはうれしいものですよね。でも、勘違いをしてはいけません。相手は「あなた」を接待しているのではなく、「あなたの会社」を接待しているのです。
自分の立場をわきまえて、相手にマイナスの印象を与えないようマナーある態度を心掛け、実りある接待にしましょう。
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