接待のお礼メールの書き方と例文3つ【シーン別】
お礼メールはその日の終わりもしくは次の日までに送るのがマナー
まずは接待のお礼メールはその日の終わり、もしくは次の日までに送るというのをしっかりと覚えておきましょう。これはビジネスマナーともなりますし、非常に重要です。接待のお礼メールを送るときの基本についてはおさえておきましょう。
お礼メールはすぐに出す方が感謝をしている気持ちが伝わりやすい
接待のお礼メールはすぐに返したほうが「嬉しかった」「楽しかった」などの感謝をしている気持ちが伝わりやすいです。接待が終わり、1日の終わりに接待のお礼のメールを書いても良いですし、次の日の午前中にメールを送ると良いでしょう。
1週間後に返されても、思い出したように接待のお礼メールを送ってきたんだなととられてしまいますし、ビジネスマナーとしてもよくないです。御礼はできるだけ早く出しましょう。
接待のお礼メールの書き方
先ほどは、接待のお礼メールはビジネスマナー的にも早めに出しましょうと紹介しました。ささいなビジネスマナーや、感謝の気持ちを御礼として相手へ伝えられる事で、自分への印象もよくなってきます。
続いては接待のお礼メールの書き方を紹介します。こちらも先ほど同様でビジネスマナーとなっていますので、合わせておさえておいてくださいね。
文章の基本をおさえて接待のお礼が明確に伝わるようにする
文章の基本をおさえておけば、御礼メールで感謝の気持ちを伝えやすいです御礼メールでの文章では6W2Hを頭に入れておきましょう。
【6W2H】
・When(いつ)
・Where(どこで、どこへ)
・Who(だれが)
・Whom(だれに)
・What(なにを)
・Why(なんのために)
・How(どのように)
・How Much(いくらで)
を意識して、読み手にとっても分かりやすい接待のお礼メールの文章を心がけてください。また、接待内容や接待中の心づかいに対して無礼にならないようサラリと、しかし丁寧に表現するのがコツです。プライベートの場合は、カジュアルな表現にかえるだけ、目上の方にも要点漏れもなく、失礼もありません。このようにしておけばビジネスマナーとしても問題ありません。
接待のお礼メールは形式に沿った礼儀正しい書き方で
接待のお礼メールは形式に沿った礼儀正しいものにするのがビジネスマナーとしてもベターです。つまり前文の時候の挨拶で始まり、結びの言葉も付け加えます。
また愛想良くしていてくれたご家族も、影ではあまりよく思っていなかったかもしれません。ご家族の厚情にも感謝をしましょう。感謝の表現は相手によっても、事柄によっても違ってきますが、大袈裟に感謝しすぎるのは相手に不快感を与える場合もありますから注意しましょう。ただし適度な感謝を述べる謝辞は必要です。
支払いのシーン別で変わる接待のお礼メール3パターン
接待は割り勘だったのに「ご馳走になり」という言葉を文に入れるのはおかしいですよね。支払いの割合で、接待後のお礼メールで言葉を選ぶと文例だけのものよりも、更に良い御礼の文章が作れると思います。
接待のお礼メール①:奢ってもらった時
まずは、接待のお礼メールで、相手に奢って頂いた時に関してですが相手に100%支払ってもらったときは、「ごちそうさま」を伝えるのはもちろんですが、前に「すっかり」「思いがけず」を書くようにすると好印象なお礼メールになります。
例えば…
■文例「先ほどはおいしいランチをすっかりごちそうになってしまい、大変ありがとうございました。」
などとする事で、感謝の気持ちがより伝わりやすくなります。
接待のお礼メール②:相手が多めに支払ってくれた時
次に紹介するのが、相手が多く支払ってくれたときの接待のお礼メールです。同じ職場であれば、100%ごちそうになるより、このパターンが多いことでしょう。
こういった場合には、
■文例「 昨晩はごちそうになり、ありがとうございました。」
上記のように、自分はごちそうなったと思って送るのがポイントです。しかし、相手との差額が1,000円以上なら、「ごちそう」と書いてしまいましょう。相手は謙遜するかもしれませんが、印象はダンゼンよいものです。
接待のお礼メール③:割り勘の時
最後の支払いパターンによる接待のお礼メールのポイントですが、最後は割り勘の時のポイントになります。こちらでは、今後のことを考えるとお付き合いも継続したり、発展してたりする可能性も十分考えられるので、
■文例「今日はお誘い頂きありがとうございました」
以上のように、その縁に対して感謝をするような文章を意識するといいでしょう。
非常に使いやすい接待のお礼メールの文例
では実際に接待をされた後、どのような書き方をした接待の御礼メールを送ればよいのか、例文をまとめてました。どの例文も使いやすくなっているのでその時に活用してみてください。
本文の最後には自身のメールアドレス、社名、所属部署などを書き忘れないように注意してくださいね。
使いやすい接待のお礼メール【文例①】
件名 【(株)○○/○○より】○月○日の御礼
本文
○○株式会社
○○支店 営業部部長
○○ ○○様
平素は大変お世話になっております。
一昨日はご当地の海の幸をお腹一杯ご馳走になり、ありがとう
ございました。
ふだんはなかなか口にできない新鮮な魚介類を頂き、 心身共に
釧路を堪能することができました。
皆様の貴重なお話を伺うこともでき、非常に勉強になりました。
どうか 今後ともご指導賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
取急ぎ御礼を申し上げたくお便りいたしました。
ありがとうございました。
使いやすい接待のお礼メール【文例②】
件名 【○○(株)××より】○月○日の御礼
本文
○○株式会社
取締役営業本部長
○○○○様
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
一昨日は大変ご馳走になり、ありがとうございました。
お互いに胸襟を開いて語り合う貴重な時間を下さった、
今回の粋なお取り計らいに心から感謝申し上げます。
次回はぜひ、当方にアレンジをさせてください。
今後とも変わらぬお引き立ての程、宜しくお願い申し上げます。
取急ぎお礼を申し上げたくお便りいたしました。
ありがとうございました。
使いやすい接待のお礼メール【文例③】
件名:ありがとうございました
○○株式会社
○○様
先日は大変ご馳走になりありがとうございました。
普段仕事のときは私の無理難題をよくお聞き届けいただいて大変感謝しております。
それにしても、合コンでの私の惨敗情報入手の速さには恐れ入ります。
今度は合コンでの晴れ姿を皆様に自慢したいものです。
これからもご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
接待のお礼メールは礼儀正しく感謝の気持ちが明確に伝わるように書こう
接待のお礼メールの書き方と、文例を紹介してきましたがいかがでしtがか?接待をされた直後に、御礼の言葉を言うのはもちろんですが、きちんとその後にメールで伝えることも怠らないようにしましょう。こちらはビジネスマナーともなっていますので怠ってしまうと、あなたの印象が悪くなってしまう可能性もありますよ。
金額に関わらず、感謝の言葉を述べることで、今後の関係にもつながっていくでしょう。例文を参考にながら、相手との関係に沿った御礼の言葉を伝えられるように工夫してみましょう。
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