退職金はいつもらえる？退職後に会社から支給される時期

2016年11月29日2020年3月31日退職金

退職金は誰しもが受け取れる？

会社を退職する時、気になるのは退職金のことではないでしょうか。1年以内に会社を退職するようなケースでは、退職金はまず出ませんが、正社員である程度の勤務年数がある場合は、ある程度の退職金を期待してしまいますよね。

特に退職することが、決まっていない場合などは、退職金がいつもらえるのかを問い合わせすることはあまり出来ません。

そもそも退職金は必ず出ると決まっているわけではない

まずその前に、退職金は必ず出ると決まっているわけではありません。退職金は会社によって規定を決められるので、会社によっては退職金が出ないケースもあります。退職金に関しては会社の就業規則で決められていますので確認しましょう。

退職金がいつもらえるのかというと、会社によって違いがありますので一律でいつと決まっているわけではありません。

退職金がいつもらえるかは会社が独自で決める

退職金に関しては法律などで決められた規定がありませんので、実際に退職金がもらえるのか、金額はどのくらいなのか、いつもらえるのか等は会社が独自で決めることになります。

そのために、どの会社でも、退職金がいつもらえるか、その時期や目安は一律ではありません。では、もらえると仮定した際、その時期はいつ頃が多いのか傾向を見てみましょう。

時期については、退職日から1～2ヶ月ぐらいが一番多い

しかし退職金がいつもらえるのかという時期に関しては、退職した日から1ヶ月から2ヶ月ぐらいが一番多いケースのようです。

退職前に会社に聞くことは難しいですが、退職が決まった段階で会社の総務課などから説明を受けることが、多いようです。会社側から説明がない場合、退職金がいつもらえるのかを直接聞くか、就業規則を確認しましょう。

また、ほかに実際に退職した人がいれば、いつもらえるのかを聞くという方法もあります。これも、その都度変わりますから、時期についてはあくまで会社に聞かないと正確には分からないと覚えておきましょう。

退職金は遅い場合に6ヶ月ほどで支払われるケースもある

普通は1ヶ月から2ヶ月ほどで支払われるケースが一番多い退職金ですが、遅い場合は6ヶ月ほどで支払われるケースもあります。

定年まで勤め上げた場合は、会社側が早めに手続きして退職する日に支払われるようなケースもありますが、中途退職の場合はある程度支払いが遅れる場合が多いようです。辞めた会社の業績が思わしくない場合や、突然の自己都合による退職の場合、退職金がいつもらえるのかは特に気になりますよね。

支払いがない場合は近くの労働基準監督署に相談しよう

退職金はどちらかというと長期労働をしてきた人を保護するような制度で、中途退職者は優遇されない側面があります。

仕事の引き継ぎなどをしないで辞めたり、無断欠勤などがあった場合、退職金がなかなか、支払われないようなケースもあるようです。

いつもらえるのか待っているのに、支払いがない場合は、近くの労働基準監督署に相談するという方法もあります。

「退職金はいつもらえるのか」については1～2ヶ月が多い時期だが念のため会社に確認しよう

退職金がいつもらえるのかは、会社の業績や体質、退職した理由などによって変わってくる場合があります。

会社からの連絡や就業規則、実際に辞めた人から支払い時期を確認することができますが、辞めた理由が退職金の支払い拒否や減額などに相当する場合は、近くの労働基準監督署に相談しましょう。