退職金制度なしの会社でも安心して働ける老後の備え方

2016年12月9日年金, 退職金

退職金制度なしの会社で働く人は老後の備えをすべき!!

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退職金制度なしの会社に勤めている場合、退職金を老後の生活費の備えに見込むことはできません。なので、老後の生活費は年金で賄うことが基本になります。しかし、昨今の厳しい財政状況を考えると、年金だけでは定年後の生活への備えには不十分です。年金の減額分、あるいは退職金制度なしを補うためには、「公的年金の上乗せ」が重要なの備えとなります。

付加年金や国民年金基金がおすすめ

公的年金の上乗せには「付加年金や国民年金基金」などを利用するのがおすすめです。付加年金は、国民年金でなければ利用できません。

例えば、夫の退職後に妻が国民年金に加入する際には、付加年金を利用すれば、年金の受け取り額が多くなります。国民年金基金などの保険料は控除されるので、支払った分はほぼ全額、所得控除を受ける事ができます。

退職金制度なし会社の場合は確定拠出年金は老後の備えに

退職金制度なしの会社で働く場合には「確定拠出年金」もおすすめです。確定拠出年金には、企業型と個人型の2つのタイプがあります。

勤め先に企業型の確定拠出年金制度がある場合には、それを利用しましょう。ない場合には、個人で利用できる確定拠出年金がおすすめです。確定拠出年金は掛け金を運用することで、定年後に掛け金以上の年金を受け取ることができます。

確定拠出年金の一時金を退職金代わりにすると良い

ただし、運用次第では掛け金よりも受け取り額が少なくなる可能性もあります。確定拠出年金を利用するメリットは「掛け金は全額所得控除・運用益の非課税・年金や一時金を受け取るときの非課税」などです。

また、退職金制度なしの会社に勤めている場合は、退職したとき確定拠出年金の一時金を受け取って、退職金のかわりとして老後の備えにできます。

退職金制度なしの会社では年金受給開始までは働いた方が良い

退職金制度なしの会社に勤めている場合には、年金がもらえるまでは働く前提で考え、老後の生活に備えましょう。現在、年金の受給開始年齢は65歳です。60歳で定年退職した場合でも、年金がもらえる65歳まではなんとか現金収入を得られるようにして定年後の生活に備えます。

再就職や契約社員での雇用継続なども可能ですが、会社やそのときの経済状況によってはそれが叶わない場合もあります。

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免許や資格を利用し会社に頼らず働いてで老後の生活に備える

こんなとき、フリーでも仕事ができる方法があると安心です。免許や資格を取得したり、スキルを身につけて、定年退職後も現金収入を得て老後の生活に備える事ができます。

退職金制度なしの会社に勤めている方は、退職する前に退職後に現金収入を得る方法を考えて、資格勉強をするなどの準備を始めて生活に備えておきましょう。

退職金制度なしの会社の方には確定拠出年金がおすすめ!年金受給開始まで働くことも考えよう

以上が、退職金制度なしの会社に勤めているときの老後の備えについてです。退職金制度なしの会社に勤めている方は、確定拠出年金や公的年金の上乗せなど、退職金にかわる収入の方法を考えておきましょう。

これらは、退職直前に慌てて準備しても間に合いません。退職後の生活に備えるために、早め早めの準備を始めておきましょう。

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2016年12月9日転職

Posted by BiZPARK