上司からの暴言を受けた時に相談する相手と対応法について

2016年12月9日人間関係

上司からの暴言にはどう対応するべき?

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暴言にも怒鳴る、ネチネチした嫌味など、さまざまな種類があります。すぐに対応してほしくて、勢いで相談してしまいたくなりますが、それは良くない行動。上司からの暴言を相談するには、手順があるのです。

いきなり当人である上司に訴えるのは逆効果

上司からの暴言に悩んでいることを、いきなり当人に訴えるのは、極力避けましょう。なぜなら上司は、自分が暴言を吐いているという意識が、そもそも乏しいからです。

いくら真剣に「上司からの暴言が嫌だ」と訴えても、上司本人に暴言を言っているという意識が乏しいために、苦しんでいることを理解されません。場合によっては逆効果となり、上司からの暴言が悪化する可能性もあります。

上司からの暴言を受けた時はまず先輩・同僚に相談する

上司からの暴言を受けた時は、まず信頼できる先輩や同僚に相談しましょう。

上司の暴言が、パワーハラスメントに該当するかどうかは、自分一人では判断しにくいですよね。暴言の内容がどのようなもので、自分はどのように傷ついたのかを親しく身近な人に相談し、客観的に判断してもらいましょう。

親しい人に相談しただけでも気分は晴れますし、悩みが軽減することもあります。また、先輩や同僚が上司からの暴言をパワハラだと判断し、いろいろと動いてくれることで、状況が改善される可能もあるのです。

改善されなかったら上昇や管理者に相談する

上司からの暴言が改善されなければ、所属する部署の上長や管理者に直接相談します。この時、具体的な暴言の中身を客観的に報告し、上司の発言は暴言であり、パワーハラスメントに該当することを説明しなければなりません。主観的に報告しないよう注意してください。

また、上長や管理者に上司の暴言について訴えるために、録音した上司の暴言をすぐに開示するのはやめましょう。証拠として有効ですが、いきなりそれを出すと、盗み撮りをしたかのような印象を与えてしまう恐れがあります。

上長や管理者に何度か相談した後で、録音した上司の暴言を聞いてもらった方が、自分の信用を失わずに済みます。

上司からの暴言がパワハラと判断されたら会社が対応してくれる

上司からの暴言について上長や管理者へ相談をした場合、その暴言がパワハラに該当すると判断されれば、適切な対応が期待できます。適切な対応とは、暴言を吐く上司に対して、管理者や経営者が直接指導し、暴言を吐くことをやめさせるなどです。

指導されても上司に改善が見られない場合には、会社のコンプライアンス規定に従って戒告や懲戒が行われます。それでも暴言が止まないのであれば、上司の配置転換が予想されます。

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会社が対応しないならブラック企業の可能性あり!「退職」も視野に入れよう

コンプライアンスが順守されている会社であれば、上司の暴言について相談した時、上述のような対応が期待されるのですが、いくら管理者に相談しても会社が対応をしてくれない場合は、退職も選択肢の一つとして考え始めましょう。

上司の暴言に対し、会社が何も対応しないというケースは、そのような暴言を会社側が放置、容認していることを意味しています。つまり、会社がブラック企業であるということです。

会社がブラック企業だった場合は退社し、別の勤め先を見つける方が賢明です。

上司からの暴言は先輩や同僚に相談してから上長や管理者に報告し対応を委ねる

上司からの暴言を受けた時に相談する相手と対応法についてご紹介しました。

上司の暴言に関する悩みは深いものです。上司の暴言に対する対処法としては、同期や先輩といった自分に近い存在に相談し、その上で所属部署の管理者に相談が有効です。

暴言がパワハラにあたると判断されれば、コンプライアンスがしっかりしている会社であれば、相談することで上司の配置転換といった処置をとってくれるはず。しかし会社が上司の暴言を放置する場合はブラック企業の可能性が考えられるため、退職するほうが賢明な選択となる場合もあります。

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Posted by BiZPARK