退職したらやるべきこと!健康保険と年金の手続きについて
退職したらやるべきこと①:健康保険の手続き
退職したらやるべきことの一番目として、真っ先に取り組むべきことだと言って良いのが「健康保険」の切換です。
もし退職直後に病気や怪我をした場合、この健康保険の手続きがしっかりと行われていない場合、診察料や薬代を全て自己負担しなければならなくなります。そうした事態に陥らないよう、健康保険はすぐに手続きする必要があります。そのポイントについて説明します。
社会保険から国民健康保険の切換へとなる
会社に在籍中はその会社が所属する業種等の保険組合に加盟している場合が一般的です。従ってその会社を辞めれば自動的にその社会保険からも抜けたことになりますので、退職したらやるべきこととは「国民健康保険への切換」です。
ではどうすれば良いかと言うと、退職した日から14日以内に自分が住む自治体の役所へ、離職票など退職したことがわかるものを持って訪問すれば、必要な手続きを役所が行ってくれます。とても簡単です。
退職したらやるべきこと②:健康保険の任意継続
退職したらやるべきことの2番目というより、もし退職した場合に「国民健康保険」ではなく会社時代に加入していた社会保険を継続したい場合にやるべきことが「任意継続」です。
つまり退職したらやるべきこととして、国民健康保険への切換という選択と社会保険の任意継続という二つの選択肢があるということです。では任意継続するにはどうすれば良いのでしょうか。
任意継続は「協会けんぽ」で手続きできる
健康保険の任意継続をするためには、基本的には自分が住んでいる都道府県の協会けんぽ支部に行って手続きを行うことになりますが、必要な書類が入手出来れば郵送で手続きを済ませることも出来ます。
必要な書類とは「健康保険任意継続被保険者資格取得申出書」という書類で、協会けんぽに相談すれば取得方法を教えてくれます。但しこの健康保険の手続きは退職日から20日以内に行うことが条件です。
退職したらやるべきこと③:年金の手続き
退職したらやるべきこととしてもう一つ忘れてはならないのは「年金」に関する手続きです。
こちらの年金の手続きをもし怠ってしまうと、「年金未納」の時期が発生することになり、将来貰えるはずの年金が減額されたり、場合によっては年金を貰えなくなる場合もあります。年金の手続きも抜かりなく行いましょう。
年金の種別変更手続きが必要になる
では、年金において退職したらやるべきこととは具体的にどのようなことかと言いますと、会社員時代はおそらく殆どの方が「厚生年金」に加入している状況なのでその厚生年金を国民年金に切り換える、専門的に言えば年金の種別変更手続きを行う必要があります。
尚、その年金の手続きも市町村等の役所行けば手続きが出来ます。年金手帳と印鑑を忘れないよう所持して、役所で年金の手続きを行うようにして下さい。
退職したらやるべきことである健康保険と年金の手続きは忘れずに済ませよう!
以上、退職したらやるべきことを紹介してきましたがどうでしたでしょうか。退職したらやるべきことは、ご紹介した年金や健康保険といった手続きを済ませないと今後、損をするかもしれないものです。
しかし、一つ一つの手続きは決してそれ程難しい手続きや煩雑な手続きではありません。
従って、この記事などを参考に役所等へ相談しながら一つずつ退職したらやるべきことを片付けて、その後の生活等に支障が生じないよう留意するようにして下さい。特に年金は将来に大きくかかわるので注意してください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません