正社員で退職金なしになるケースと老後までに準備すべき点
最近では、退職金無しの代わりに給与を多く支給する会社も
通常、正社員で働いていれば辞めるときに退職金が貰えると考えている人が多いようです。はたして、全ての会社で退職金の支払いはあるのでしょうか?
近年では退職金無しの代わりに、毎月の給与を多くする事で対応している会社もあります。そういった会社に勤めているなら、正社員でも退職金なしが当たり前という事になります。
正社員でも不正を行ったりすると退職金無しになる可能性が高い
退職金制度がある会社で正社員として働いていても、退職金無しになる可能性はあります。たとえば会社内で不正を行ったり、会社に多大な損失を与えたら、懲戒解雇になるでしょう。懲戒解雇になると、退職金なしになる可能性は十分あるわけです。
正社員として雇われているからといって、必ず退職金が支払われるわけではありません。そのため、会社に多大な損失を与えた場合の退職では、退職金無しになる可能性が高いと覚えておきましょう。
退職金なしのときにあらかじめ行う準備とは?
正社員で退職金なしの会社に勤務している場合、退職時には1円のお金も支払われません。退職金なしの事実を受け止めて、正社員でいる間に退職金の代わりになるものを準備しておく必要があります。
では正社員の間に行う準備とは、いったいどのような事でしょうか?
老後の生活に向けて自分でお金を計画的に積み立てておく
退職金無しでも、たとえば毎月の給与の中から少しずつ積み立てを行う方法があります。少しずつ自分の給与から、別途年金に加入すると、正社員でいる間に退職後の生活に必要となるお金を準備しておけるでしょう。
退職金なしの会社では代替措置として、給与に退職金分の金額が上乗せされている事があると紹介しました。その上乗せされている金額を残しておくと、退職金積み立ての代わりになるでしょう。退職金なしということは、必ず退職後に問題が生じます。正社員の間に、必ず対処を考えおいてください。
正社員でも退職金無しが当たり前の時代になるかも
昔に比べ、日本経済は好調とは言えません。そのため、会社側も正社員を減らすようになっています。正社員だから安泰という時代ではないのです。正社員でも退職金なしが当たり前の時代になるかもしれません。
特に退職金に関しては、会社側が退職金を準備出来ないという事態も十分に考えられるでしょう。自分の勤務する会社の退職金制度がどうなっているのか、常日頃からしっかりと把握しておきましょう。
退職金無しでも対応できるよう、今のうちに準備しておく
日本経済が回復しないと、退職金なしが制度として当たり前となる可能性があります。また、急激な日本経済の悪化に伴い、会社側が退職金制度を廃止せざるを得ない状況になる可能性も考えられます。
正社員だからといって安心せず、退職金なしというのが分かった場合でも対処できるように考えておきましょう。正社員として入社しても、将来退職金無しになるケースも想定して、老後に向けた準備をしておくのも手ですね。
正社員で退職金なしになる可能性はある!老後に向けて今のうちにお金を積み立てておこう
正社員で退職金なしになるケースと、老後に向けてやるべき準備をご紹介しました。正社員で退職金なしだったときに考えたいのは、やはり会社を辞めた後の生活の事でしょう。
生活が安定しないと、次の仕事も見つけられません。もし定年退職で退職金無しなら、老後の生活も非常に辛いものとなるでしょう。どのような場合でも対応できるように、いまのうちに準備するのをオススメします。
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