寄付金の上手な断り方と例文
寄付金を行うことのメリットが無い場合の断り方例
寄付金を納付したとしても、実際に会社にとってメリットがある訳ではありません。経費削減のために、そういった寄付金を一切お断りしている場合においては、例を元にして予めテンプレートを用意しておき、スムーズに断りのメールを送りましょう。
例のようにあくまでも予算の都合上寄付金を納付できないことにしよう
寄付金を依頼している団体は、多くの会社に連絡をしており、自社に来た連絡もたまたまそのリストに入っていたからだということを覚えておきましょう。
寄付金の納付を一切行わないルールを設けていても、あくまでも予算の都合上、寄付金を納付できないことにしましょう。例は、
『大変申し訳ございませんが、予算の都合上、寄付を行う余地がございません。』
例のように、具体的な数値などの提示は避け断りの連絡をしましょう。一般団体には一切の寄付を行わないルールを取り決めている旨を伝えてしまうと、頭ごなしに拒否していることになり、心象が悪くなる恐れがあります。断りの連絡をする際は例を参考に、申し訳ないと思っている気胸を盛り込みましょう。
今後も取引業務を行いたい相手へ断りの連絡を入れたい場合の例
日頃から別の業務で取引をしている会社から寄付金を求められた場合も、例を参考にして断りましょう。寄付金を断っただけで、今後の関係が崩れることを心配しすぎないようにしましょう。
例のように寄付金の納付をするつもりがあることを伝えつつ断りを入れる
寄付金を納付したい意向を示すことで、相手としても気持ち良く引き下がることができます。寄付金の納付の依頼理由が、近日開催されるイベントへの出資である場合の例は次のとおりです。
『お世話になっております。この度は、貴社が開催されます伝統芸能による趣向を凝らした催し物のアイデアには感服しております。是非とも協賛した気持ちでおりますが、我社は業界の煽りを受けて立て直しを計っている途中でございます。社員に会社の懐のゆとりを示すことは、士気に影響を及ぼしますので、今回は控えさせていただきたいと思います。』
この断りの例のように、寄付金が必要である理由に対して一定の賞賛を述べた上で、寄付金を断りましょう。例の内容はあくまでも参考程度にして、相手企業との関係を考えて調整しましょう。
取引をしているということは、お互いにとってメリットがあるということです。例のような寄付金の断りを入れただけで悪影響を及ぼすような可能性は低いと思われます。
寄付金を上手に断る際の言い回しのポイント
寄付金を上手に断る際には、言い回しを工夫することが大切です。寄付金という自社にとってメリットがないことを勧められてはいますが、雑な断り方をしてしまうと、他の取引に悪影響を与えます。
どうしても断りを入れるしかないという理由をつけよう
どのようにしたら、先方に失礼もなく、なおかつ今後の取引に影響も及ぼさずに断ることができるのでしょうか。その例文を見てみましょう。
『先般、貴会よりご依頼のありました「月刊○○○」発刊賛助金の件について、誠に恐縮ながらご辞退申し上げたくご通知申し上げます。
弊社といたしましてもできる限りのお力添えをいたしたく前向きに検討させていただきましたが、1口○○万円と高額であること、その為、商法上の利益供与の可能性があることから、今回はお断りすることとなりました。誠に申し訳ございませんが、事情ご賢察の上、何とぞご了承下さいますようお願い申し上げます。』
商法上の理由などをもってこられてしまえば、仕方がないと思って頂けるはずです。何の理由もなく、ただ寄付金だから、と断りを入れるのはやめて、仕方なく断りの連絡をいれているのだということを先方に伝えられると良いでしょう。
断りをいれざるを得なかった理由を付けたし例文を参考に寄付金の断りを入れよう
寄付金を上手に断りを入れるためには、相手に気を使いつつ文章を考える必要があるので、時間のロスに繋がります。例文を参考にして予め断りメールのテンプレートをあらかじめ作成しておきましょう。また、寄付金を求める企業との関係に合わせて、断り方を変えることが大切です。例文の一部を改変して、自分の会社に合わせたテンプレートを作成し失礼のないようにしましょう。
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