確定申告に必要な書類の源泉徴収票で「絶対に」気をつけるコト
源泉徴収票は公的文書となるため確定申告では原本以外は意味がない
確定申告では、源泉徴収票の原本しか受け付けてもらえません。
健康保険証や免許証と同じく、本人確認書類になり得る公的文書なので、コピーに源泉徴収票の効果はありません。1月~12月までの収入や納税について記載されているので、翌年の1月には発行可能になります。できるだけ早く申請をして発行してもらいましょう。
他のことで源泉徴収票を使用する場合は複数枚発行してもらうと便利
住宅ローンや自動車ローンを利用する際には、源泉徴収票の提出を求められることがあります。
確定申告の時期と重なった場合には、必ず源泉徴収票を複数枚発行してもらいましょう。この場合においても、原本でなければ受け付けてもらえません。会社によっては、インターネットを通じて、源泉徴収票の原本を印刷できるシステムを導入しています。
源泉徴収票の原本に記載された内容を確定申告用の書類に記入しよう
源泉徴収票を確定申告の際に提出する際には、添付するだけではなく、源泉徴収票の原本に記載されている所定の項目を、確定申告の書類に書き写さなければなりません。
源泉徴収票の原本に記載されている支払い金額は、収入金額等給与という項目に書き写します。所得金額や保険控除額など、他にも複数の記載項目があるので、源泉徴収票の原本に記載された内容を正しく書き写しましょう。
正しく申請しなければ確定申告をやり直すことになるためきちんと確認が必要
源泉徴収票の原本ではなくコピーを添付した場合や、源泉徴収票の数値と確定申告の書類の数値が一致しない場合は書き直すことになります。郵送で確定申告を行う際には、返送される期間なども含めて、一週間以上のロスになるので、注意しましょう。
確定申告を行う時期は決まっているので、タイミングを逃すと必要以上に、税金を支払うことへと繋がってしまいます。必ず原本を添付すること、またその原本の内容を正しく記載することに注意しましょう。
源泉徴収票は必ず原本が必要なので早めに発行してもらおう
確定申告で源泉徴収票の原本を提出して、正しく処理してもらうためにも、早めに発行してもらいましょう。
年末調整は会社が行ってくれるので、控除証明書が1月を過ぎてから郵送されてきた場合や、家族構成が変わった場合を除いて確定申告をする必要はありません。
自分が、確定申告をする必要な事態になることは予測できるので、1月に入ったらすぐに申請して源泉徴収票の原本を発行してもらいましょう。
会社での手続きが遅れている場合は遠慮せずに会社に源泉徴収票の発行を急がせよう
確定申告の期間は決まっているので、会社の職務怠慢によって源泉徴収票の原本の発行が遅れてしまうと、自分が損をすることになります。遠慮せず会社に、源泉徴収票の発行を急がせるように連絡をしましょう。
また、退職者に向けて源泉徴収票を発行する業務も行っているので、退職者が多い時期には発行が遅れる場合があります。
確定申告やその他の申請などで必要な源泉徴収票は必ず原本でなかければいけません
確定申告で源泉徴収票提出する際には、確定申告の書類に書き写す項目のミスや、原本ではなくコピーを提出してしまうようなことがないように、注意点を押さえておきましょう。
源泉徴収票の原本は、非常に重要な書類なので、早めに発行してもらった場合にはしっかりと管理しておきましょう。複数枚発行してもらう時は、枚数を数えて把握しておくことが大切です。
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