源泉徴収票の内容とサイズの変更について
源泉徴収票の内容は税金支払いの証明
給料や退職手当、公的年金等を支払う側が、「支払額」及び「源泉徴収額」を証明するための書面が源泉徴収票です。簡単に言うと、お給料をいくらもらって税金はいくら払ったか、が分かる資料ということになります。
源泉徴収票は2通作成され、1通は税務署に提出し(一部除く)、もう1通は支払を受ける側の者に交付されます。
源泉徴収票は確定申告やローンに必要
主な用途としては、確定申告のときや、ローンを組む時、扶養親族となるときや年の途中で転職したときなどです。他に、認可保育所に申し込みをする際にも必要ですし、入居審査の際に提出を求めるマンションなどもあるでしょう。
源泉徴収票が発行されない場合は会社や税務署に連絡しよう
基本的に、会社勤めをしていれば決まった時期に交付してくれるものですが、最近では源泉徴収をしなかったり、源泉徴収票を発行しなかったりという会社もあります。万が一会社から交付を受けていない場合は、会社かまたは税務署に問い合わせましょう。
変更されるまでの源泉徴収票のサイズはA6
源泉徴収票は、所得税法施行規則によりその大きさがはっきりと決められており、「用紙日本工業規格A6」となっています。A4サイズの4分の1の大きさです。しかし、これは後述の理由により、平成28年以降は変更となります。
平成28年からは源泉徴収票のサイズはA5に変更
平成28年の1月から、源泉徴収票のサイズが変更になりました。この変更は、「マイナンバー制度」の導入によるものです。サイズの変更だけでなく、フォーマットそのものが見直されることになっています。
源泉徴収票のサイズや内容の変更点を理解しておこう
サイズ以外の変更点として、用紙の向きが、横長から縦長になるという点が挙げられます。また記載内容にも変更があり、支払を受ける者や控除対象者の、それぞれの個人番号を記入することになります。源泉徴収票を発行する立場、受け取る立場のいずれであっても、この変更はしっかり理解しておいて、混乱のないようにしましょう。
源泉徴収票は用紙をもらったり自分で作成したりできる
源泉徴収票を発行しなければならない立場になった場合、綴りになっている専用の用紙を税務署からもらってくることができますし、市販もされています。また、源泉徴収票作成用のソフトもありますし、自分でエクセルなどで作成しても問題はありません。
自作する場合は内容だけでなくサイズに注意しよう
源泉徴収票を自分で作成する場合、記載されている内容と用紙のサイズが、税務署で発行しているものと一致していないと無効となってしまいます。自作する場合はこういったことにも気を付けましょう。
源泉徴収票の内容はマイナンバーに対応しサイズもA5に変更になる
源泉徴収票は、平成28年1月から用紙のサイズがA6からA5に変更されます。また、内容もマイナンバーに対応して変更されました。確定申告やローンなど、重要なシーンで必要になる源泉徴収票ですので、こういった変更を理解しておき、混乱のないようにしましょう。また、源泉徴収票を自作する際もサイズなどに注意しましょう。
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