広告掲載を断る際の角が立たない断り方と例文

2016年12月9日2020年3月31日広告掲載

角が立たない断り方とは

まず、広告掲載の断りを入れる際に、なぜ角が立たないように断る必要があるのかというと、いずれ取引相手になったり、自社の評判が業界に流れるからです。取引相手が減る恐れもありますので、例を参考に断りを入れる際は細心の注意を払いましょう。

予算の関係からみて広告掲載が難しいなど仕方がないことをアピール

利益のことがあるために、広告掲載を断る際には細心の注意を払って断りの連絡を入れる必要があります。角を立てないように広告掲載の断りを送る例文は次の通りです。

『お世話になっております。○○株式会社の○○と申します。今回のパンフレットへの広告掲載のご案内誠にありがとうございます。社内で検討した結果、販促予算の限界に達しておりましたので、ご掲載をご遠慮申し上げます。』

このような言葉使いであれば、角を立てずに断りの連絡を送ることができます。また断りの内容から見ても仕方のないことだと納得してもらうこともできるでしょう。

広告掲載を断りの連絡をいれる際は言い回しに注意

広告掲載は、媒体によっては大きな効果を得られる場合もあります。ですが、広告掲載をして欲しいという旨は伝えてはいけません。断りの連絡を入れるときは角が立たないようにするだけではなく、言い回しにも注意して連絡をしましょう。

例を参考に二度と案内が来なくなるよう断りをいれよう

予算不足であるために、またの機会にお願いするような断り方をすると、引き続き来期に広告掲載の案内メールが来る可能性があります。

二度と同じ会社から広告掲載の案内が来ない断り方の例は次の通りです。

『既に販社では、販促予算が確定しており、取引先の変更の予定はございません。誠に申し訳ございませんが、また機会がございましたらよろしくお願いいたします。』

このような断り方で、角を立てない上に広告掲載の案内メールが二度と来なくなります。

広告掲載を丁寧に断る際の注意

広告掲載の断りを、角を立てない上により丁寧に断る際の例文から注意したいポイントを見ていきましょう。取引相手であるということを念頭に置き、失礼のないような断り方をしたいところです。

広告掲載を断る理由を細かく書きすぎても失礼になる

ここで例文を見てみましょう

『お世話になっております。○○株式会社広報の○○と申します。今回の、○○への広告掲載のご依頼ですが、弊社ではいかなる場合においても民間団体のホームページへの広告掲載はお断りさせていただいております。一度、弊社内で審議もいたしましたが、この方針を変更する予定はございません。お力になれず、誠に申し訳ございません。』

この断り方のように、ルールがあるにも関わらず審議まで行ったことをアピールすると丁寧です。

しかし広告掲載を丁寧に断ろうとしすぎることで、長文の断りメールになってしまったり、遠まわしに集客が見込めないという考えが伝わってしまう恐れがあります。理由を細かく書きすぎてしまうと、そうまでして断りたいのかと逆に失礼に当たる場合もあります。断る理由は一つに絞りましょう。

広告掲載を断る際の角が立たない断り方は例文を参考にして丁寧で失礼のないようにしよう

広告掲載を断る際に角が立たないようにするために、断り方の例文を参考にしましょう。例文を元にして予めテンプレートを作っておき、断る理由と会社名だけ書き換えましょう。断り方一つで、今後の関係に良くも悪くも影響を及ぼします。断りたい意向であっても、相手が広告掲載以外の業務での取引相手であった場合には、予算を調整する選択肢もあります。角を立てないことを最優先に考えて例文を元にして断りメールを送ることが大切です。