転職したいときに失敗しないために考えるべき3つのコト

2016年12月9日2020年3月31日引継ぎ

転職したいときに失敗しない考え方①現在の会社を頭の中に思い描き比較する

現在の会社に満足していない人は転職したいときが訪れます。現在の会社で頑張り、内部から自分の価値を会社に認めさせていくか、転職して新しい環境で活躍していくかの選択に迫られる場面です。

転職したいと思うとき、多くの人は人間関係や労働環境が合わずに転職を考える場合が多いです。そして転職した後は現在よりもより良い環境になっていると思いがちですが、転職したいときにはそこまで考えが回りません。そこが落とし穴でもあるのです。

転職後の会社が現在の会社よりも居心地が良いというのは思い込み

転職は会社を変えるという意味で大きな決断であり、転職後は良い環境になっているだろう」と考えがちです。

しかし、実際にしてみると、現在の会社のほうがよっぽどましだったということもあるのです。中にいては見えないことが外からは見えるということも確かにありますが、現状に満足していないとき、人間の目は「隣の芝生は青く見える」という状態になってしまう可能性もあります。転職したいと思うときはそのような状態に陥っている可能性があります。

転職したいときに失敗しない考え方②転職活動の計画をしっかり立てる

現在の会社から転職したいときに大切なのは、まず徹底した企業研究を繰り返すことです。

会社に在籍しながら、転職活動ができるというのは恵まれた立場でもあります。お給料が入ってきて、なおかつ、転職活動もできるのですから、現在のあなたの立場は他の転職者よりも圧倒的に恵まれています。転職したいと思うときは、この立場を簡単に手放さず、転職活動の流れを考えていきましょう。これが生活面を保障しつつ、転職で失敗しないための考え方です。

しっかりとした引き継ぎも転職準備の1つ

現在の会社を転職したいときは、まず現在の会社の業務をきちんと引き継ぎ、後任者が問題なくあなたの業務をこなせる土壌を作りましょう。転職先が決まってから引き継ぎが終わっていないからと現在の会社を中々辞められない事態にも陥ります。転職したいときこと、きちんとした引き継ぎが、転職に失敗しないための大事な考え方です。

そして、丸投げしたまま転職してしまっては、会社全体に悪影響を及ぼしてしまうので気をつけましょう。なお、準備とは「現在の会社」、「転職先の会社」の両方に関係があります。

カウンセラーを利用するのもオススメ

転職先の会社に向けての準備は、企業研究・書類送付・面接と段階がありますが、すぐに転職したいと思うときは転職カウンセラーを頼るのもいいかもしれません。カウンセラーは会社在籍中から相談に乗ってくれますから、転職活動を失敗しないためにも、存分に利用してみましょう。

転職したいときに失敗しない考え方③不安にかられても躊躇しないで

転職がいよいよ本格的になってきたら、あなたの「転職したい時」の気持ちを忘れずにいてください。

転職には時間がかかるため、いざ新しい会社が決まっても、現在の会社のほうが居心地が良く感じたり、新たな会社への不安から現在の会社を辞めたくないと考えたりしてしまうかもしれません。

しかし、転職したいと心に決めたらすぐに動くことも重要です。転職したいときにこのチャンスをどうするべきか、現在の会社に残るべきかを選択した後でいろいろと動くと、かえって泥沼になる可能性もあります。

転職が決まったら以前の会社に綺麗にお別れを

転職が決まっても「前の会社はどうでもいい」と思わず、「今後の取引先になるかもしれない」と考えましょう。

ですから、退職時には揉め事を起こさず、しっかりとした辞め方をするのが失敗しないための考え方です。それがあなたのキャリアの1ページを彩ります。前の会社に迷惑をかけて辞めてしまったら、あなたの評判がどこから伝わるかわかりません。

ですから、転職は人生の転機であるとともに、これまで在籍させてくれた会社への恩返しでもあるのです。

転職したいときは3つの要素を意識ししっかり考えてから行動に移そう

現在の会社を転職したいときには、転職後の自分を頭の中で思い浮かべてください。転職が決まったら後任者へしっかり引き継ぎを行ったうえで前の会社に綺麗に去れるようにしましょう。

人は転職したいと思うときに限って、焦りや不安、いろいろな感情が交差します。しかし、ここで感情的になっては元も子もないため、失敗しないように落ち着いて考えましょう。

新たな場所でも自分は十分にやっていけるという自信を周囲に見せるためにも、転職したいときには、かえって堂々と振る舞い、今後のキャリアに対して、周囲から安心してもらうぐらいの余裕があるとよいです。