銀行の出世コースと初期配属・学歴との関係性【メガバンク】
銀行(メガバンク)の初期配属はどこの支店が良い?
銀行(特にメガバンク)と言いますと、全国に数多くの支店を持っていまよねす。北は北海道から南は九州・沖縄とあります。
世間一般的に言われている「出世コース」というのは、初期配属される場所も重要とされています。では、出世コースに一番近い初期配属先はどの支店になるのでしょうか?
本社に近いほど出世コース!
結論から言いますと、例外はありつつも「本社に近いほど出世コース」と言われています。
銀行(メガバンク)の出世コースに乗るためには、それ相応の実力をつけなければいけません。そのため本社は「Aには海外赴任を行ってもらう」「海外で資格をとってこい」と言う様に言います。海外の一流大学で留学できるチャンスもあるでしょう。
しかし、地方の支店に配属された場合、そんな声は届きません。冷静に考えて、地方の行員にそういった声をかける必要もありませんよね。そのため、初期配属は本社に近ければ近い程、出世コースに乗ったと考えるのが通説です。
銀行(メガバンク)の初期配属に学歴は関係ある?
次に学歴についてです。銀行(特にメガバンク)のほとんどは「学歴」で採用すると就職活動中の学生も実感していると思います。
銀行内でも学歴によって配属先や所属先の選別されるのをご存知でしょうか?どのようにして、選別されているのかを紹介します。
学歴による選別がある!学歴が高いと初期配属で出世コースに
銀行(メガバンク)も表面では「学歴差別」をしないように、上から下まで幅広く採用しています。すると「私の学歴でもメガバンクに内定した!」と言う様に、有名大学の学生でも採用されるのです。
学歴フィルターを突破して喜ぶのも束の間、4月の新入社員研修までに人事部では選別が開催されています。ボーダーラインを引かれ、学歴が高い人は自然と出世コースに入れるようになるのです。一方、上位グループに入れなかった場合、初期配属は地方勤務や過酷なノルマがある営業職に選別されます。
採用する際、表面上では学歴差別はありません。しかし実際には、初期配属から学歴によって選別されてしまいます。
配属先で年収は変わるの?
「メガバンクに勤めれば年収1,000万円も夢じゃないって聞いたけど…」
確かに、本社勤務や「将来有望」とされ海外勤務や留学をされている方は、20代後半や30代半ばには年収1,000万円を超えるでしょう。しかしメガバンクであっても、初期配属が地方の支店の場合20代後半~30代半ばになっても、本店近くで無い限り年収1,000万円は超えません。
地方勤務は基本的に年収が安いことが多い
初期配属が地方勤務の場合、支店の営業や地方のお客様管理(会社・地方富裕層等)、そして窓口業務がメインになります。残念ながら、この勤務内容では年収は1,000万円を超えるどころか、支店長クラスで年収600~700万円程度でしょう。その分、年収1,000万円クラスの人と比較して、仕事が若干ですが楽です。
地方勤務でも結果次第で1,000万円も!
とは言え、先ほど紹介した地方勤務の場合、基本的に営業職に配属され「過酷なノルマ」が課せられます。そのノルマをこなせなければ、支店長になるどころか年収も伸び悩み、年収400万円クラスになるでしょう。しかし、視点を変えれば営業職として結果さえ残せば、本店の目に留まりやすくなります。確かに激務ですが、営業職であれば初期配属関係なく、結果さえ残せば年収1,000万円近くにはいけるでしょう。
銀行(メガバンク)では学歴や初期配属が出世コースに直結する場合が多い!
銀行(特にメガバンク)では、学歴が初期配属や出世コースに直結している場合が多いです。こうしてみますと「学歴がある方が有利か…」と思ってしまいますよね?
しかし、年収が1,000万円クラスになればなるほど、自分の時間を犠牲にして稼ぎ出さなければなりません。一方、地方配属ですと毎日のように過酷なノルマはあるものの、自分の時間をそこまで犠牲にしません。そのため、メガバンクの初期配属が本店近くでなくてもめげずに、地方で暮らす選択をするのも良いですし、地方から這い上がる選択もあります。全ては自分次第と言えるでしょう。
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