昇格できない理由を探ろう！出世するために必要な考え方

2016年11月29日2020年3月31日出世, 昇格

昇格しない理由①：自分のレベルを把握していない

昇格できない理由の1つに、会社で求められるスキルが把握できていないケースがあります。まずは自分を見直して、良い部分と悪い部分に分けてリストアップしましょう。そうすれば、自分の得意分野がハッキリして、能力のムラや欠点が見えて来ます。

もしかしたら、リストアップしたマイナス要素が、昇格できない理由になっている可能性があります。会社で昇格できないなら、自分の能力のレベルを再確認しましょう。そして会社で求められるレベルを、一度精査してみてください。

自分の能力を再確認した結果、突出している能力があるかもしれません。しかし、突出している能力に自惚れてしまっては、また昇格できない理由になりかねないでしょう。

昇格に必要なのは仕事が出来るだけではなく、上司や後輩に慕われるような人柄も必要です。自分の能力の高さに自惚れていては、同僚に嫌味を言ったり、上司に自信がある素振りを見せがち。そうすると、評価が低くなります。

もしかしたらマイナス要素とは逆に、突出している能力が昇格できない理由になっているのかもしれません。良い部分悪い部分をリストアップして、自分を客観的に見つめなおしてみましょう。

昇格しない理由の2つ目は、イレギュラーな対応してこなかったからかもしれません。取引先から無茶な要求をされた時の交渉力や、条件付きの契約をする際の譲歩など。仕事では突然の事態への対応だけではなく、数値化できない評価部分も多く存在します。

臨機応変な対応が出来るというのは、非常に大きな昇格のポイントになります。数少ない機会で能力を発揮出来れば、評価は高まるものです。昇格するためにも、イレギュラーな事態をありがたいと思って対処していきましょう。

そしてイレギュラーな対応をしている人は、昇格しやすい傾向にあります。まずは、イレギュラーな対応をして昇格している人と、自分の相違点を見つけましょう。

数字の結果を出せば自動的に昇格できるのは、限られたごく一部の会社のみです。イレギュラーな対応ができて昇格している人と比べてみて、自分に足りないものは何なのか？そこの違いを一度洗い出してみると、明確に昇格しない理由が分かるかもしれませんよ。

最後の昇格しない理由として、上司とコミュニケーションを取ってない事が挙げられます。上司と関わる機会が日頃から少ないなら、積極的に質問をしたりアドバイスを仰いでみましょう。上司も仕事に関しての質問などは、面倒だと思いません。

日頃からコミュニケーションを取っていると、上司に深く印象を残せるでしょう。

人の目ばかり気にして仕事をするのと、上司や同僚からの評価をより良いものにしたいという気持ちは似ているようで、まったく違います。前者は、気にしているだけで良い結果を導き出そうとしていません。後者は評価を気にしつつも、より良い評価を得られたいと思うモチベーションにより、仕事の結果が変わってきます。

また、評価を気にせずに仕事をしていると、昇格しない理由になる繋がる可能性があります。評価を気にするのは、決して悪いことではありませんので、自信を持って日頃から上司とコミュニケーションをとるようにしましょう。

昇格できない理由と、出世するために必要な考え方についてご紹介しました。昇格出来る、出来ないは数値化できる能力だけではなく、突然の事態への対応や人柄なども関係します。

与えられた仕事をこなすだけでは、昇格しない理由に繋がり、他の社員と差を付けられません。イレギュラーな対応をこなして、日頃から上司とのコミュニケーションを取って昇格するように頑張ってくださいね。