平均昇給率と昇給額が高い企業ランキングTOP10【30代編】
アップはどれくらい?昇給率の平均を知ろう
長く働いていると数万円ほどの給料アップがあるんじゃないか、と期待しますよね。実際に給料アップする時は、どれくらいの昇給率なのでしょうか?30代の昇給額・昇給率を見る前に、昇給率の平均を見てみましょう。
昇給率の平均は1年で2%の給料アップ
実際に昇給しても1年で2%ほどの割合で給料アップするのが平均の数値です。昇給ではなく「昇格」の場合は、昇給+役職手当がつくので、実際はもっと給料アップするのが見込めますね。2%の昇給率は、初年度が20万だったら20万4000円になるということですね。新卒から2~3年以内であれば、平均の昇給額は1万円以内ということになりそうです。
給料の2%が昇給額としての平均という事でしたが、30代に入ると給料が倍になる会社が存在します。中には5%以上給料アップするところもあるそうです!しかし、そんなに昇給額が大きい会社は稀だと思います。何年勤めようが変わるわけがないというところもありますので、増えるだけマシと言えるかもしれないですね。
30代での昇給はどんな時にあるか?
働いていく中で、気になるのは給料面ですよね。社会人1年目の給料は少なくても、毎年給料アップする会社なら、30代ともなると次の年の給料に期待して頑張れる人もいると思います。平均のデータを見ると、30代での昇給額・昇給率が高いようなのですが、具体的に30代のどのタイミングで昇給額・昇給率が高くなるのでしょうか?
昇給額・昇給率が跳ね上がるのは役職に就くとき!
30代でも一般的に給料が増えるのは、役職に就いた時がタイミングだと言われています。役職手当として、平均で数万円以上、給料が跳ね上がるので「役職がつく」=「出世」と捉えられる事が多いのです。
30代で昇給額・昇給率が高くなるのは仕事が波に乗るとき!
給料が増えるという事は、30代にかけて出世をする人が多かったり、結果が出てきたりと、仕事が波に乗っている事を意味します。給料が増えるという事は、30代にかけて任せられる仕事が多いという見方もできますね。下記のランキングを参考に、30代までに出世して給料アップを狙ってみませんか?
30代の昇給額・昇給率が大きい企業ランキング10
以下、『就職四季報』調べによる昇給率の高い企業ランキングです。
1 メタルワン:233% (30歳平均月収49万円)
2 商船三井:220% (30歳平均月収46万円)
3 ヤマト運輸:210% (30歳平均月収44万円)
4 旭硝子:195% (30歳平均月収40万円)
5 日本郵船:194% (30歳平均月収40万円)
6 LEOC:192% (30歳平均月収39万円)
7 三越伊勢丹:191% (30歳平均月収39万円)
8 岡谷鋼機:191% (30歳平均月収39万円)
9 セブン-イレブン・ジャパン:187% (30歳平均月収38万円)
10 長瀬産業:187% (30歳平均月収37万円)
30代で給料が増えるランキング1位のメタルワンは初任給が21万で、30歳になると給料が49万になるそうです。昇給率は233%で、ランキングでも1番昇給率が高いと言えます。ランキング9位のセブンイレブンと長瀬産業も、初任給20万の30歳時給料が38万6千円なので、ランキング内での昇給率は187%と給料は2倍近く増えるという結果に。
昇給額が低い会社は経験と成果が無関係な傾向が多い
毎年昇給して給料が経験と共に増える会社は、経験と比例して結果を出す人が多いため、成果に見合った給料を出し、早期離職や給料への不満を防ごうとする意味でも、毎年給料を上げていると考えられます。
逆に、30代になっても給料が増える事がない会社は、経験と結果にあまり関連性がない、という見方もできます。
昇給は等級などで決まることが多い
自身の給料がどのように上がっていくのか、ってすごく重要な関心事ですよね。でも会社によってルールが当然異なり、外から判断するのは難しいもの。昇給は月例給と賞与の両方でありますが、月例給だと一般的に、どのような等級制度があるのか、何を満たせば等級が変化するのか、等級のベースアップがあるのか、といった点で生じます。
就職・転職の際に適切な給与を判断、もしくはほしい給与額を獲得するのは難しいもの。入社時だけでなく、その後の給料がどう決まるかは入社前に確認しておきましょう。
30代での昇給率・昇給額がランキング上位の企業では平均の2%よりも多い給料アップが狙える
昇給の平均的な数値と、30代で最も給料が増える会社ランキングを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
このランキングから、30代にかけての昇給額・昇給率が高いという事は、30代で任せられる仕事が増え、出世する人が多いという考え方ができます。給料アップするという事は、それだけ成果が出ているという事を意味するので、ランキングから昇給額の大小でどの年代が会社を引っ張っているのかも見えてきます。企業研究の際は、ランキングを参考に、昇給率や給料の上がり方にも注目してみるといいですね!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません