入社後はじめて送る社内への挨拶メールのポイント【例あり】

2016年11月29日2020年3月31日挨拶メール, 新入社員

社内に向けた挨拶メールでは小さく自己主張するのがポイント

入社した会社での挨拶メールは、今後の社内コミュニケーションのきっかけとなるものであり、また同時に自分自身の人柄や能力を売り込む役割も担っています。

淡々とした内容では、同時期に入社した他の方との違いがわかりませんので、小さく自己主張を込めるのがポイントです。

自己紹介と抱負や目標は挨拶メールに必ず含めよう

入社して社内向けに挨拶メールを送るときにかならず必要な内容は、

・自己紹介

・抱負や目標

の、ふたつです。社内に向けた挨拶メールなので、あまり凝る必要はありません。ただし、みんなと同じような内容では差別化が図れず個性がありませんので、テンプレートのようなものを送るのはやめましょう。

社内に向けた挨拶メールは300～600字の間におさめる

社内に向けた挨拶メールはでは、そんなに長い文章は必要ありません。あまり長すぎる文章や、短すぎる文章もふさわしくありませんので300～600文字程度にしましょう。

長すぎるとくどい印象を与えますし、短すぎても本当にこの会社に入りたいという気持ちがあったかどうか疑われてしまいます。

入社してまだ顔を合わせたことのない方もいるかと思いますし、忙しい社員もいます。そんな方々にも読みやすく、かつ自分のことを覚えておいてもらえるぐらいの話題の提供ができれば成功です。

入社後社内に挨拶メールを送る際の自己紹介に書くべき内容

入社した会社に早くなじむためにも、社内に向けた挨拶メールでしっかり自己紹介しなければいけません。

ここでは新入社員と中途入社、それぞれの入社の挨拶メールで盛り込むべき自己紹介の内容を紹介します。

新入社員の場合

新卒採用は、中途入社より温かい目で見られる場合が多く、また仕事内容については語ることができないので自己紹介と抱負や目標のバランスは6：4もしくは7：3ぐらいのバランスでよいでしょう。その分、人となりが分かるように趣味や特技などを入れておきます。

新入社員が入社の挨拶メールを送る場合の自己紹介は、下記の内容を入れ込みましょう。

・氏名

・出身大学　

・学部学科

・出身地

・趣味や特技

中途入社の場合

新卒に比べると、即戦力で採用されているため、中途入社であれば、職歴などを入れておくと好印象です。前職の仕事からどういう経緯でどういう気持ちの変化で転職をし、次に記載する抱負や目標などを書きやすくするための前段となります。

中途社員が入社の挨拶メールを送る場合の自己紹介は、下記の内容を入れ込みましょう。

・氏名

・所属することになった部署名

・前職の仕事内容

入社後社内に挨拶メールを送る際の目標や抱負の例

入社した会社で挨拶メールを送るのですから、なぜこの会社を志望したのか、そしてその会社でどんな仕事をしていきたいかという、目標や抱負もメール全体で600字に収まる範囲で書き込みましょう。

新入社員と中途入社それぞれの目標や抱負の例をみていきます。

例：新入社員の場合に書くべき目標や抱負

大学では文学部現代文学科だったため、書物が好きでどうしても出版業界に入りたいと思い、またそのなかでも“○○”という書籍が大好きだったのでその出版元である△△株式会社に入社したいと思いました。

右も左もわからない状態でご迷惑などかけることもあるかと思いますが、一所懸命取り組みたいと思いますのでご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。

どのような内容にせよ、一生懸命頑張るという点をアピールしていきましょう。

例：中途社員の場合に書くべき目標や抱負

前職は○○と全く業界の違う職場で勤務しておりましたが、その業務の中で△△株式会社とお仕事をする機会があり、その企業理念に非常に感銘を覚え入社を志望しました。

前職では××という部署におりましたので、いち早く戦力になれるよう一所懸命取り組みたいと思いますのでご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。

コミュニケーションのきっかけにもなるので何か具体的なエピソードがあるとよりよいので、ボリュームと相談しながら書き込みましょう。

入社して社内に挨拶メールを送るときは話題にできる情報を自己紹介と抱負に盛り込む！

入社して社内に挨拶メールを送る際は自己紹介と、今後の目標や抱負を書き込みましょう。

そのなかでも、声をかけてもらいやすくなるような情報を盛り込んでください。具体的なエピソードもなどもあればより良いのですが、入社時の挨拶メールは長すぎてもいけないので、無理に盛り込むのはダメです。300～600文字程度に収めてくださいね。