初期配属された部署と出身大学による出世への影響
出身大学によって初期配属は決まる?出世に影響は?
出身大学によって初期配属は決まっているのでしょうか。新入社員の研修は全員一緒に受けますが、その研修で適材適所を判断していると思っていましたが、そうではない場合があるらしいです。また初期配属の部署によって、出世に影響があります。
大学のランクで出世しやすい部署へ初期配属が決まっている場合も
これは中堅~大手企業によく見られるケースですが、初期配属先を大学のランクによって決定する場合があります。例えば、東大~京大レベルなら本社、日大クラスなら本社周辺、フリーで入れる大学出身は地方に飛ばそうというように行います。これだけを聞くと、出身大学が今後に影響し、既に出世の有無が決まっているかのようにも感じますよね。
上場企業では有名大学出身が出世に影響
「四季報」という書籍では会社が現在取り組んでいる事業、そして株価などの情報がくまなく紹介しています。実はこの四季報には、役員版もあります。役員となっている出身大学は有名大学ばかりです。この情報から見ても、大学によって出世が決まっているように思えます。大学のランクによっては、やはり初期配属先による出世に影響があるようです。
役員を多く輩出しているのは慶應義塾大学
「役員四季報2015年版」によると上位5位の内1位が慶應義塾大学、2位が早稲田大学、3位が東京大学、4位が京都大学、5位には中央大学がそれぞれランクインしています。ブランド大学出身者は出世に影響すると言って過言ではありません。
大学のランクに影響されないで出世する上場企業もある
上場企業であっても大学ランクが出世に影響を与えていない場合もあります。その会社には「出世しやすい部署」があります。例えば、「あの人は人事部に配属されてすぐに部長に昇進」「Aさんは管理部門に移ったら2年で関東ブロックの部長に昇進」というように、大学のランクに影響されずに出世する人は大勢見かけます。ではどう探せばいいでしょうか。
出世する部署への配属を大学ランクで決めない
出世に影響しやすい部署を見つけるには、OB訪問の際に、さりげなく聞くといいでしょう。または、インターンの際、打ち解けた時にさりげなく人事の人に聞くのが一番です。とはいえ、出生しやすい部署へいきなり初期配属をする会社はなかなかありません。
出世する部署は初期配属されにくい
まだまだ未知数の新入社員をいきなりそういった部署に配属させても仕事になりませんし、リスクの方が多くなります。そのため、初期配属ではやはり出生しやすい部署に入るのは厳しいのです。初期配属はともかく、入社後に「いかに出世しやすい部署にいけるか?」が今後の出世に影響してきます。
出世コースではない初期配属先からの逆転は?
「弊社は出世コースの初期配属は行っていません」とはいえ、同期の中には「東大」「一橋大学」などの高いランクの大学出身もおり、その人のほとんどは本社や本社周辺へ配属されている場合があります。「初期配属で出世はないな…」と思っても仕方が無いように感じてしまいがちです。はたして出世コースのない初期配属先からの逆転なんてあるのでしょうか。
営業で結果を残す
営業職を例に見てみましょう。実は、努力次第では初期配属先から大逆転ができる場合があるのです。例えば、地方で契約が取りにくいとされている場所で、社内全国ランク1位の成績を残したとします。すると本社からしても「こいつは他の奴と違う!」と判断し、すぐにとは行きませんが3~4年後には栄転になり出世に影響します。
諦めないで仕事を続ける
「このまま出世コースに乗れずに終わりか…」なんてあきらめずに、出世に影響するような成績を残し、アピールするようにしましょう。諦めたらそこで終わりです。いつか出世できることを信じて仕事を続けましょう。
出世に影響するのは初期配属された部署や出身大学よりも「努力し続けること」
初期配属された部署に長く居る事は出世に繋がるについてのまとめはいかがでしたでしょうか?初期配属については確かに上記で紹介したように「学歴」による差別が少なからず出世に影響しています。配属を決定する人事からしても、ある程度ランクの高い大学の人なら頭も良いので問題ないだろうとリスクを考えて配属しています。
初期配属で出世コースから外れる事も多少なりともありますが、そこから逆転するのは皆さんの考え方次第です。上記で紹介したように、鬼のような営業努力を行えば、いつの間にかに逆転している時もあるのです。
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