仕事で後輩に抜かれる社員の特徴と対策
バブル期とは違い仕事は年功序列じゃなくなっている
バブル期と言われる1990年代に入社して仕事を始めた方は、係長、課長代理、課長と現在と比べてもかなり昇級が早かったと言えます。その勢いで毎年仕事での昇級を望んでも、段々と平均値に調整する為できない年もあるのです。
昇級について交渉する前に、世間一般の自分と同じ年齢の役職の相場を調べておきましょう。
実績次第では後輩に抜かれるのも十分あり得る
シニア層に多いのですが「自分は○年もこの会社に貢献してきた」と開き直る方がいます。しかし、会社にとって貢献度とは勤続年数ではなく、いかに後輩に抜かれることなく実績を上げてきたかという点なのです。
仕事の『効率を○%上げるたので残業が○%減った』という数値を出すのが必要でしょう。今の自分が以前よりどれくらい付加価値が増したか、それが昇級のポイントとなります。怠けていると後輩に抜かれる場合だって十分あり得るのです。
後輩に抜かれる人は仕事への問題意識が低い
毎日の仕事の中で、不平や不満を持つ場合もあるでしょう。後輩に抜かれる方は、仕事に対して問題意識を持つという姿勢が出来ていません。
問題意識を仕事で持つのは、会社側が常に求めている点です。不平や不満を、単なる愚痴で終わらせては昇級には繋がらないでしょう。当然、後輩に抜かれる結果にもつながります。
後輩に抜かされるのを避けるには問題の解決を行おう
仕事に不平や不満があったら、問題を解決しようとするために、上司に訴えるのが大切です。しかし、その際には仕事上でどんな努力をしたか、結果どうなったかのを報告することを後輩に抜かされないための対策として覚えておきましょう。
お酒の席で不満だけを口走ろうものなら、昇級できる道は閉ざされ、すぐに後輩に抜かされる事となります。
後輩に抜かされるのをさけるためには昇給時期の仕事のアピールが重要
ほとんどの会社で、昇級は4月の新年度に合わせて発表されます。仕事の査定に入る時期が近づいたら、一層気合を入れて実績を上げましょう。仕事を認められ易くなりますよ。
周囲からは見え見えの行為ですが、自己アピールも実力のうちなのです。後輩に抜かれると焦る前に、仕事が出来るアピールをしてください。
上司とのコミュニケーションを大切に
仕事で一つの職務を任されたら、最後までそれだけに集中して黙って遂行していませんか?もし、少しでも仕事の成果が上がったら、その時点でこまめに仕事の報告をしていきましょう。
仕事のメールや契約書の内容等。時間を見計らい進捗状況を報告すると良いでしょう。上司から与えられた仕事だけをこなしているのではなく、途中で増えた仕事を達成すると「この人物は頼れる!」と思わせることが出来て、仕事で後輩に抜かれる事はありません。
後輩に抜かれる社員は不満が多い!仕事に対する問題意識を持とう
仕事で後輩に抜かれる人は、不満が多い人です。さらに人に対しネガティブになっているパターンが多いでしょう。
上司にとって「こいつは頼れる!」と感じさせることができた時に、評価に繋がるものとなります。自分の直属の上司だけではなく、関連部署のスタッフや上司ともコミュニケーションを取ることで、周囲からプッシュされて昇級できる場合もあるのです。事に対してやる気を見せられる人は後輩に抜かされることもないでしょう。
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