転職時に健康診断書の発行が必要になった際の注意点
健康診断書発行について近くの病院に相談する
まずは、健康診断書発行について近くの病院に電話で問い合わせをします。
検査内容を相談して、健康診断をしてもらえるのかの確認は、簡単にできます。健康診断のために高い交通費を払ったり、無駄な移動時間を作ったりするのは、もったいないです。
簡単に手軽で済ませられる方法を探してみましょう。普段利用している内科の病院があると相談しやすいでしょう。
転職活動での健康診断書は健康を証明するためのもの
転職活動で利用する健康診断書は、あなたの健康を証明できればいいのであって、あなたの健康が良くない状態であっても、診断書に問題ななければ提出して終わりです。
自分の健康に自信がないならば、転職も断念しなければいけないケースもあります。健康に問題があって転職したとしても決していい事はありません。転職活動の前に健康について考える方を優先させてほしいと思います。
健康診断書の発行にはどんな費用や項目が必要?
身体測定に関していえば、どの病院でも設備が整っているので特別難しくないと思います。健康保険を使って3,000円程度で診断してもらえますし、健康診断書を書く手数料を含めても5,000円程度が妥当です。
ただ、病院によって金額が変わるケースがあるので、参考程度にとどめてもらい、病院に相談してもらうのがといいか思います。費用については、どうすれば事前に分かるのでしょうか?
事前に費用や所要時間を確認しておくと◎
可能であれば、病院に電話で一度確認してから伺うといいと思います。健康診断書を提出する転職先の会社から診断項目を指定されている場合には、必要な項目が受診できる病院に限られます。
病院に行ってからでなくても電話で確認すれば無駄を省く事ができます。転職活動でただでさえ忙しいわけですから、社会人として無駄のない行動を心がけましょう。
雇入れ時に必要と決められている項目一覧
企業は人を雇い入れる際に、次の項目の健康診断を実施しないといけません。
【雇入れ時に必要な項目】
■既往歴
■自覚症状や他覚症状の有無について問診
■身長・体重、視力・聴力などの測定
■胸部エックス線写真
■血圧
■貧血検査
■肝機能検査
■血中脂質検査
■血糖検査
■尿検査
■心電図
病院でこれらの項目をすべて行ってもらえば、問題ありません。
ただし、入社後に改めて健康診断を実施する企業は、これらの項目をすべて受診しなくていいとする場合もあります。そのケースはまれですが、費用が無駄になってしまいますから、企業側が事前に説明してくれるようになっています。
検査によっては即日に健康診断の結果が出ない場合も
検査によっては即日に結果がでない場合もあります。検査の際に採取した血液や尿の検体は、病院内の検査部門で検査する場合もありますが、血液や便を専門の検査会社に送る病院もあります。
外部に依頼する場合、通常3日から1週間で結果が返ってきます。結果には正常や異常の判定が掲載されています。病院で判定を再チェックしたり、X線の画像判定をしたりします。最後に結果を「健康診断書」の形で打ち出す手順となります。
健康診断書をいつ提出するかは転職先に要確認
転職時の健康診断書は簡易的な形式であることが大半です。自己負担であるならば、必要以上に検査する必要はありません。即日発行できるくらいの健康診断書であることが多いです。
即日、健康診断書を発行できないような検査項目があるとしたら、入社する会社に相談するといいでしょう。提出日に間に合わなければ意味がありません。
会社指定の病院で検査をすることもありますし、会社の業務内で健康診断を受けられるケースもあります。
転職先に健康診断書を発行する際は必要以上に検査しない!項目を事前確認しよう
転職時に健康診断書の発行が必要になった際の注意点についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
早いところで即日、遅くとも1週間程度で健康診断書を発行するケースが多いです。サラリーマンで、受けられた検査が法定健康診断の場合には、会社の総務担当部門を通じて産業医に送付され1ヶ月以上待つケースもあります。
転職だけのために提出するようなケースでは、必要以上に検査する必要はありません。自己負担であるならばなおさらのことです。検査には費用が掛かりますから、病院に『どの項目が必要か』をきちんと伝えて、最低限の受診だけで済ませられるのが好ましいです。
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