ボーナスが多い会社の特徴とランキングTOP10
ボーナスが多い企業の二つの特徴
中小零細企業や業績の悪い企業、そして雇用形態が年俸制の方はそもそもボーナス支給がありません。
安心してボーナス払いができていたのもバブルの頃の話で、最近ではボーナスが支給されないといっても別段珍しいことでもなくなってきました。
一方そうした中で、ボーナスが多い企業もあるわけですが、それらの企業には二つの特徴がありますのでみていきましょう。
ボーナスが多い企業①:大企業である
ボーナスが多い企業は、基本的に企業規模が大きくて盤石です。
景気が少し上向いてくれば、その分賞与に上乗せという形で、柔軟に社員への還元を行ってくれるのも、余裕あってのことでしょう。中小企業の場合、業績が多少上がっても社員に還元されづらい現実があります。
ボーナスが多い企業②:そもそも基本給が高い
ボーナスが多い企業は、そもそも基本給が高いと言えます。ボーナスが「給与の○ヶ月分」というかたちで払われるのを考えれば、もともとの給与が高ければボーナスも高くなるわけです。
ただ、基本給が低く、その分ボーナスを高額にする企業もあります。
この場合、年収でみるとボーナスの高い企業と同水準ということになりますから、高収入を狙う人にとっては悪い企業ではありません。しかしボーナスの高低を企業への評価基準としてしまうのは、やや早計と言えるかもしれません。
ボーナスの多い業界とは?
ボーナスが多い企業の特徴を見てみたところで、今度はボーナスの多い業界を見てみましょう。転職で給料を上げるコツは、もともと給与水準の高い業界に入ることです。
ボーナス額は毎年シーズンごとに変動しますので、ボーナスが多い業界についても毎年様変わりする可能性があります。そうは言っても、業界選びに迷っている人には、一つのヒントになるのではないでしょうか。
夏のボーナスが多いトップは「金融業界」
「livedoor NEWS」の調べによると、2017年夏のボーナス支給額が高かった業界は、トップが「自動車・部品」で、平均額は約98万円。次いで「マスコミ・出版・広告」「機械」の順となっています。
冬のボーナスが多いトップは「コンサル業界」
「日本経団連」によると、2016年冬のボーナス支給額が高かった業界は、トップが「食品業界」で平均額は約105万円。次いで「自動車」「私鉄」の順となっています。
ボーナスの多い業界に入りたい場合は?
自動車業界や食品業界はボーナスが高いことが分かりました。ボーナスが高いことにデメリットはありませんので、転職をしてこれらの業界を目指すのは大いにアリでしょう。
しかし、いきなり転職なんてリスクが高いですよね。そこでオススメなのが、「doda合格診断」です。あなたの経歴やキャリアを入力するだけで、合格可能性のある企業を診断してくれて、自分の実力を知ることができます。利用は無料ですので、腕試しがてら気軽に診断してみてください!
ボーナスの多い企業ランキングTOP10
ここのところの長期不況で、ボーナスが減額されたり支給されなかったりする企業が続出しています。そうした中で、ボーナス支給額が高かった企業は、具体的にどこなのでしょうか。ボーナス支給額ランキングTOP10を見てみましょう。
ボーナスが高い企業のTOP10は・・・
ボーナスの多い企業ランキングTOP10を紹介します。
第1位:「積水ハウス」165.6万円
第2位:「トヨタ自動車」148万円
第3位:「アルバック」133.5万円
第4位:「セイコーエプソン」130.3万円
第5位:「大塚商会」124.6万円
第6位:「セリア」124.3万円
第7位:「オープンハウス」123.6万円
第8位:「オリンパス」120.3万円
第9位:「大和ハウス工業」120.2万円
第10位:「塩野義製薬」120万円
※「就職・転職情報ナビ」調べ
大手企業はボーナス100万超えの結果に
ボーナスが最も多い企業は、積水ハウスとなっております。ご覧のとおり、大手企業は軒並みボーナス100万超えの模様。大企業は年間のボーナスが4ヶ月分近く支給されているケースも…これは当然の数字かもしれません。うらやましいものですね。
もちろん夏や冬によっても支給額は違いますし、その年によってもランキングは変動します。たとえ大手企業でも、業績不振の場合はボーナスの支給がなくなる可能性もあります。そのためこのランキングやボーナスの多い少ないは、就職や転職の際にはあくまでも参考程度にすると良いでしょう。
基本給の高い大手企業はボーナスが多い
今回はボーナスが多い企業・業界の特徴についてご紹介しましたが、いかがでしたか?ボーナスが多い企業は毎年公表されているので、業界研究をしている方はぜひ参考にしてみるといいと思います。
ただし、ボーナスな企業の業績によって支払われるものですから、業績不振の場合は支給されないこともあります。昨今の不況で大企業といえどもボーナス支給なしになる可能性がなくもないので、それだけで志望先企業を決めるのは、やめておきましょうね。
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