昇給&昇格の関係性と同時に起こる可能性

昇給

昇格を伴わない「年次昇給」の意味とは?

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昇給や昇格は、そのまま出世の意味にもつながります。まず、年次昇給の意味を考えてみましょう。欧米では年次昇給というのは大変珍しく、そうした人事制度を見直す日本企業も多いですが、まだまだしっかりと日本企業の制度としては根付いています。

もっとも、基本的に企業は「儲からない」限り利益も出せませんし、高い給与も出せない訳です。では、社員が勤続年数を重ねたらなぜ企業は昇給させることが出来るのでしょうか。

年次昇給は生産性の向上と社員の意欲増進が目的

実は年次昇給にはちゃんと合理的な意味があります。例えば、あなたが入社1年目の時点と2~3年経過した時点を比較して、仮に同じ仕事に取り組んでいたとしても、きっと2~3年目の方が「速く」「正確に」出来るようになっているでしょうし、また一定の成果を出す必要がある場合でも1年目より2~3年目の方が効率的に成果を出せるようになっているはずです。

つまり、こうした社員の生産性の向上が企業利益に反映されますし、またそれを昇給という形で反映させれば、社員の勤労意欲が増加して益々仕事の生産性向上が期待されるので、企業は年次で昇給するようになるのです。ただ単に給料が上がるだけでは、出世の意味合は少ないかもしれませんね。

昇格と同時にされる昇給とは?

では、そうした年次昇給と比較して、例えば平社員から係長、係長から課長へと昇格したのと同時に昇給する場合はどのような点が異なっているのでしょうか。昇格・昇給が同時に起こるこちらの方が、一般的に出世の意味として捉えられているでしょう。

生産性の向上という観点では、昇格と同時の昇給も「年次昇給」と同じ

昇格は日頃の仕事ぶりが評価されたり、社内の昇格試験に合格したりといった各企業が定める人事制度上の基準をクリアした場合に「昇格」となるのが一般的です。

それらの基準は「一定の資質や能力を備え、一定以上の仕事が出来る」といったことも基準となっているでしょうから、そうした意味即ち「生産性の向上」という観点からみた場合は、昇格での昇給も年次昇給も共通していると言えます。

出世の意味が強い!仕事の「領域」「責任」が拡大する場合に昇格・昇給が同時に発生

しかし、昇格と同時の昇給にはもう一つの意味があります。つまり出世の意味です。例えば「課長」といった管理職に昇給した場合は、平社員時には不要だった部下をマネジメントする仕事が増えたり、自分の売上だけでなく、課全体の売上げ目標を達成したりする必要が生じる、即ち仕事の領域と責任が大きく拡大するという大きな変化が生じます。 これがまさに出世の意味の本質です。

つまり、今までやっていた仕事をより効率的かつ正確にやれるようになった評価として年次昇給があるのに対して、昇格による同時昇給は仕事の領域と責任が拡大する、それだけ仕事が大変になるといった点において手当てするという意味もあるのです。出世の意味は、単に給料が増えるというだけでなく、領域や責任が増えるという部分が、出世の意味の中でも特に重要です。

昇格したら拡がった仕事の領域と責任をよく把握すること

従って大切なことは、昇給と同時に昇格した場合はどれだけ仕事の領域と責任が拡大したのか、或いはどのようなことが要求されるようになるのか等を、自分なりにしっかりと整理し、理解しておくことが大切だと言えます。きちんと出世の意味を認識しておきましょう。

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昇給分に見合った働きをして出世の意味を正しく理解!

即ち、拡大した仕事領域や責任をしっかりと自覚・認識し、それらの責任を全うすることが求められるということでもあるのです。裏返して言えば、出世してたければ、自分がそうした仕事の領域や責任が拡大しても、それをちゃんとこなせるような実力が備われば昇進・昇格するチャンスが生まれるということです。出世の意味は、責任を全うすること、それを拡大させること、と説明できますね。昇格・昇給が同時にあったら、その本質を考えましょう。

出世の意味を正しく理解!昇格による同時昇給は仕事領域&責任拡大への手当と心得るべし

このように、今までやっていた仕事をより速く、より正確に出来るようになることで昇給する年次昇給と異なり、昇格によって同時に昇給する意味は、今までの仕事に加えて仕事の領域や責任が拡大するから、それを手当てする目的で支給されることをしっかりと自覚・理解しておくことです。 昇格によってどのような仕事や責任が新たに加わり、それを自分がこなせるようになったかどうかを冷静に評価出来るようになれば、昇格と昇給のタイミングも間近だと言えるでしょう。

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2016年11月29日転職