【混雑を避ける!】年末調整を郵送で済ますメリットと注意点を紹介します

2017年1月16日年末調整

郵送で年末調整を済ませるメリット

郵送で年末調整を行う一番のメリットは、直接税務署に行って手続きを行う為に必要な時間の削減です。行き帰りの時間も含めると、半日近くかかる場合もあるので、それを郵送で済ますことができれば、他のことに時間を割くことができます。

年末調整を郵送で済ますのは充分な知識がある人向けの手続き

年末調整は、毎年行っていれば慣れているので、書類の作成にそれほど時間はかかりません。しかし、慣れていない人が郵送で送ってしまうと、内容に間違いがあっても気づけません。直接、税務署に行って提出するのであれば、専用の窓口で質問しながら書類を作成できます。二度手間にならない様にする為にも、年末調整に慣れている場合に限って利用しましょう。

会社に年末調整の書類を郵送する場合

会社によっては、郵送で必要書類を送る様に通達される場合があります。また、渡すタイミングを誤ってしまって、郵送しか渡す手段が無くなることもあります。その場合には、内容物をチェックして漏れなく提出しましょう。チェックシートを同封してくれる時もありますが、控除の為に必要な書類については自己管理することになります。生命保険や住宅ローンの控除に必要な書類を集めておいて、漏れなく提出しましょう。

添え書きを忘れずに付けよう

会社に郵送で提出する場合は、簡易の添え書きを添えることが大切です。同封物を箇条書きで書いて、差出人と宛先を記載しましょう。「年末調整に関する資料を送付します。」とだけ記載して、あとがきなどは不要です。

年末調整のための同封する書類をまとめておこう

直接、税務署に提出する場合は、漏れが無いかチェックしてもらえます。郵送の場合は、自分でチェックしなければならないので、必要書類をまとめてしっかりと同封しましょう。特に所得控除に必要な書類は、自分で集めることになります。地震保険や学資保険も対象となりますが、知らなければ損をすることになります。何が控除対象になるのかをまとめておきましょう。

郵送でも期間が定められている

基本的に、郵送の場合でも直接提出する期限と同じ期限が定められています。その期間の内に提出しなければ、無申告になるので注意が必要です。また、年末調整による所得税の還付に関しては、直接提出するよりも早く受けられる場合があります。

年末調整の郵送はメリットは大きいが注意点もあるので、初心者は窓口で済ませたほうが無難

税務署は非常に混雑するので、仕事によって時間が無い時には郵送することになります。しかし、充分な知識が無ければ結局二度手間になってしまったり、受けられる控除を受けられなくなる可能性があります。年末調整は郵送で行うことで、通常よりも早くに還付を受けられたり、時間の削減になりますが、できるだけ直接提出することが大切です。

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2017年1月16日ビジネス

Posted by BiZPARK